2019年10月15日 配信

イベント打合せをするマヤツカモトさん(右奥)と大野さん(右・手前)と来店していた刺繍アーティストの香月さんで談笑

10/15(火)神保町の「アトリエ空と海」で秋祭り

17日はフラメンコショーも

 船橋市北部にある「アトリエ空と海」(船橋市神保町177-5、TEL 047-407-1088)で10月17日から「空と海 秋祭り」が開催される。

 同アトリエはを運営するのは、社会福祉法人地蔵会。同場所で障がい者福祉サービス事業所を運営し、敷地内に紙すき工房、アトリエ、レストラン「らんどね空と海」を構える。「アトリエ空と海」では日常、紙すき工房で作られた木工作品や、アトリエの利用者が機織りや刺し子、染色、縫製など布に関する作業を通して仕上がった作品が展示・販売されている。

 同秋祭りは2017年の同施設開所当時から開催し、今年で3回目の開催を迎え、春先には春祭りを行っている。同祭りでは、普段は同所には並んでいない、同アトリエにゆかりのあるアーティストたちの作品の展示、販売が行われるほか、17日は、プロフラメンコダンサーのアナ・マリア・クリスティーナさんによるフラメンコの披露も予定している。

 同施設理事の大野待子さんは「このアトリエでは、作品を見に来てくださる作家さん同士のつながりも生まれています。このお祭りは、この場所を気に入ってくださった方たちが集まって、それぞれの作品を見ていただけるお祭りです」と話す。今回の作品を展示するアーティストは、厚地正信さん(アクリル指輪)、風間紀子さん(衣服)、サトウノリコさん(衣服など)、DaskindQさん(衣服)、松岡葉子さん(ガラス・モビール)、マヤツカモトさん(アート刺繍)、山内貴子さん(装飾など)の7人。17日のみ、隣接するレストラン「らんどね」でランチとフラメンコショーが楽しめるものとなる。

 刺しゅう作家のマヤツカモトさんは「導かれるようにしてこの場所に出合ってから、この場所をとても気に入っています。彼ら(利用者さん)に会いに来るたび、彼らの作品を目にするたびに、いつも刺激をもらっています。ぜひこの場所で、たくさんの方に、この真っ直ぐな彼らの作品や、レストランでサーブしている姿を見ていただきたい」と話す。

 同祭りは26日まで開催だが、20日は施設が休みのため、祭りも休みとなる。展示時間は11時~17時。最終日は15時まで。入場無料。17日の「フラメンコ in らんどね空と海」は11時30分~12時の間に来店が必要で要予約、全席指定。料金は3500円でランチとフラメンコショーの代金込みとなる。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 祭りの会場となるのは、この入り口を入り、中庭に面した場所を予定しているという

  • 「アトリエ空と海」の店内。利用者による作品がたくさん並ぶ

  • 手の込んだ作品の数々

この記事を書いた人

yumiko_mikami

yumiko_mikami

MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
船橋の魅力をどんどん発信していきます!
  • Facebook
  • Instagram
スポンサードリンク

記事の場所