2019年10月06日 配信

どじょう恵比寿像の前で

10/6(日)海老川の自然に親しみながら歩く「第28回海老川・長津川福蔵巡り」

「ふなばし健康ポイント」の付与も

 海老川周辺でウォーキングイベント「第28回海老川・長津川福蔵巡り」が10月6日に開催され、幅広い年齢層の来場者が会場を訪れ、ウォーキングを楽しんだ。

 主催はNPO法人環境を考える市民の会。「万物生態系の回復と市民健康の源、足歩一万歩への道標を目指す」という目的で、海老川の環境整備活動に賛同した市民の寄付により、14カ所に建立された「昇竜の像」や「かっぱとシーラカンスの像」「福縁寿像」などの福像を歩いて巡ることで、海老川の自然に親しみながらウオーキングをするというもの。

 海老川は船橋市中央部を流れる海老川水系本流の二級河川で、中津川も二級河川である。海老川は、日本武尊の東征の際に地元民が小舟を並べて橋を渡したという、船橋の地名の由来となった河川とも言われている。両河川の側道は通勤通学、散歩、ランニング、陸上部練習コース、保育園児の散歩コースとしてなど、多くの市民に利用されている。

 環境を考える市民の会の鷲見さんは「今回はお天気が心配でしたが、なんとかなりそうで良かったです。毎回いろんな方のご協力があって成り立っているので感謝しています」と話す。

 同イベントは参加申し込みの必要はなく、当日、自由に参加できる。また、参加者は福像巡りをどこからでもスタートでき、時間内に5カ所のスタンプを集めると完歩証が発行された。また、福像のポイントごとにイベントが用意され、中には2カ所、「ふなばし健康ポイント」20ポイントのスタンプがもらえるポイントも設置されていた。さらに福像の場所で参加券(300円)を購入すると、全てのイベントに参加でき、場所によっては土産も手渡された。

 コースでは朝9時30分出発で道先案内人の先導もあった。距離は2kmの徒歩コース(車椅子も可)のほか、親水コース(4km)、11kmコース、健康コースは約13kmと4種類があった。

 参加者の夫婦は「今回が初めて。楽しんできます」と笑顔で出発した。70代男性は「今回で4回目。孫にお土産もできた」嬉しそうに話し、60代女性は「いつも散歩している海老川だけど、何か再発見があるかもと思って参加した。普段は像の横の説明とかは読まないけど、今回は読んでみた、川辺をよく見て歩いたら、こんな所に花が咲いてる!などいろいろな発見があった」と話した。

 主催の鷲見さんは「また来年開催できるよう、健康に気をつけて頑張りますよ」と笑顔を見せた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • さくらちゃん像でスタンプを押してもらう男性たち

  • 毘沙蛙門天像で

  • 夏見の側道で

  • しじみ弁天像で

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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