2019年09月30日 配信

航空自衛隊中部航空音楽隊

9/30(月)船橋市民文化ホールで航空自衛隊習志野分屯基地創設55周年コンサート

地元高校生たちも出演

 航空自衛隊習志野分屯基地(船橋市薬円台3-20-1、tel 047-466-2141)の創設55周年を記念したコンサートが9月29日、船橋市民文化ホール(船橋市本町2-2-5)で行われた。

 習志野分屯基地は航空自衛隊第1高射群第1高射隊の本拠地であり、地対空誘導弾ペトリオットミサイルシステムを運用している基地。船橋市・八千代市・習志野市を中心とした首都圏の防空を使命として、日々の訓練などが行われている。

 この記念コンサートは、同基地が地域への感謝を伝えたいとの想いから5年に一度開催している定番のイベントで、事前申込制となっていたチケット申し込みには定員を超える観覧希望が寄せられたという。

 コンサートは信号ラッパ(ビューグル)によるファンファーレに続き、同基地の若林 豊司令の挨拶で幕を開けた。若林司令は「今回のコンサートのテーマは感謝とエール。地域への感謝の想いに加えて、台風15号で甚大な被害を受けた千葉県へのエールの気持ちも込めたコンサートにしたい」と意気込みを話した。

 コンサートの第1部は「地元高校生による演奏」と題して、習志野市立習志野高校軽音楽部・千葉県立八千代高校吹奏楽部・船橋市立船橋高校吹奏楽部が、それぞれ15分前後ずつの演奏を披露した。いずれも音楽コンテストなどで優秀な成績を修めている部活動で、特に八千代高校吹奏楽部の男子部員たちによるタンバリンパフォーマンスを交えた演奏が人気を集めていた。同基地広報担当の遠藤さんは「高校生との合同ステージは基地創設記念コンサート史上初であり、1高射隊の主たる防衛エリアである習志野市・八千代市・船橋市それぞれを代表する高校に出演してもらうことができた」と話す。

 第2部は「防衛省航空自衛隊による演奏」として、航空自衛隊中部航空音楽隊が出演。前半はイギリスをテーマにした「メリーゴーランド(スパーク作曲)」や「デリー地方のアイルランド民謡(グレンジャー作曲)」などが、後半はディズニー音楽をテーマとして「ライオンキング」や「アナと雪の女王」などの曲がそれぞれ演奏される約60分のステージとなった。コンサート終盤には、千葉県出身である中部航空音楽隊長 朽方 聡 3等空佐から、同音楽隊の千葉県出身メンバー4人がそれぞれ紹介され、会場からは地元出身音楽家たちへの万雷の拍手が送られた。

 そのほかにも、船橋を拠点に活躍する歌手の横州かおるさんがコンサートの総合司会務め、各出演者の花束贈呈へのガスマスク芸人「らんまるぽむぽむタイプα」さんの登場や、第1高射隊キャラクターの「パックさんA子」が随所に顔を出して場を和ませるなど、盛りだくさんのイベントとなった。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 広報担当遠藤さん

  • 八千代高校吹奏楽部

  • 市立船橋高校吹奏楽部

  • らんまるぽむぽむタイプαさん(写真左)

この記事を書いた人

小林夢生

小林夢生

MyFuna編集部所属、ママ向け情報誌「Mamachi」の編集長。中学1年生(女)と小学校1年生(男)のママです。
ママが“元気”に“楽しく”子育てできる街づくりを目指しています!ハンドメイドマルシェをはじめ、各種イベント企画・運営も行っています。木曜日は「市場カフェ」で終日カフェスタッフもやってます。
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