2019年09月17日 配信

9/17(火)高根木戸駅近く「オリーブの木」で子ども食堂

7月からスタートして第3回開催に

 新京成線高根木戸駅から徒歩3分ほどの場所にある「オリーブの木」(船橋市習志野台1-5-5、TEL047-463-6327)で9月15日、3回目となる「子ども食堂」が開催された。

 船橋市出身で同店オーナーの伊藤美津子さんは、2000年頃まで英語塾を経営してきた。その後、2015年に同カフェをオープン。同店は金曜、土曜の13時~18時の営業で、看板メニューは「本場ベトナムコーヒー」(300円)のほか、軽食なども用意する。不定期で映画の上映会なども行っている。カフェには、近隣に住む子育てを終えた主婦、定年退職した男性、憩いを求めるビジネスマンなどが集ってくるという。

 そんななか伊藤さんは、カフェを地域の高齢者、子育て中のママ、子ども老若男女が気軽の集まれるコミュニティとしての活用を考え、昨年から仲間3人と準備を進め、今年7月に第一回目となる「子ども食堂」の開催に至った。

 「子ども食堂」を開催したいと思ったきっかけは、近隣マンションに住むシニア世代の女性が子どもにそっけなくされてしまったというたわいない会話から、もっと子どもとシニア世代が近づける場を作りたいと思ったことや、伊藤さん自身が英語塾を経営していた頃に、自分の子どもの夕食時には一緒に居てあげられなく、子どもに寂しい思いや孤食をさせてしまったことなどの思いからだったという。

 7月に開催した1回目は、「右も左も分からないまま終わってしまった」と伊藤さん。8月の2回目は夏休みだったこともあり、小規模で開催。そして今回の3回目に至った。

 参加した家族のママは「今日はパパもお休みだったので、近所だし家族全員で来ました。ホッとできる場所を見つけました」と話した。また親子で参加していたママは「ネットで『子ども食堂』で検索したら、こんな近所にあったことを知った。映画の上映会もしているんですね。また来たい」と話した。

 伊藤さんは「作業はだいぶ慣れてきましたが、次回はもっと認知してもらえるようにしないと」と抱負を話す。

 同店での子ども食堂は、毎月第3日曜に開催する。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • この日の子ども食堂メニュー

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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