2019年09月16日 配信

水棲生物画家・繁田穂波さんのブースと繁田さん

9/16(月)三番瀬環境学習館と三番瀬海浜公園でアートフェス&マルシェ

親子連れや野鳥愛好家でにぎわう

 ふなばし三番瀬環境学習館(船橋市潮見町40、TEL 047-435-7711)の2階多目的ホールで、9月14日、15日に「三番瀬 鳥と海の生きものアートフェスティバル」が開催され、15日にはふなばし海浜公園(船橋市潮見町40)で「ふなばし三番瀬マルシェ」も同時開催された。

 アートフェスティバルを開催するのは、今回が同館初となる。アート作品と干潟の生きものを通し、鳥や海への生きものへの興味・関心を相乗効果的に高めることが目的。多目的ホールには17のブースが並び、魚のはく製、貝がら細工、布小物、魚類の骨格標本、消しゴムはんこ、深海魚グッズ、プラバンアート、絵画など、さまざまなジャンルのアーティストがブースで来場者と交流していた。事前に三番瀬を訪れ観察会に参加した出展者も多く、「先日は三番瀬にどんな生き物がいるのかも見てきました。そこで今回はアカエイのプラバン制作キットを作ってきました」と話すのはプラバンアクセサリー作家のhoccolieさん。サメやフグ皮の皮に実際に触れる展示もあり、「かたい。ざらざらしている」と驚いている子どももいた。

 15日のみ、屋外では「ふなばし三番瀬マルシェ」を同時開催。市内飲食店のキッチンカーやブースが並んだ。出店していたのは、「三番瀬みなとや」「酒楽家あま野」「街のピザ屋コンパーレ・コマーレ」「Kim’s ケータリング」「奈良養鶏園」「たけちゃん農園」「Warm Heart Cofee」「船橋市漁業協同組合」など。スタンプラリーも同時開催され、スタンプを4個集めると、梨1個またはホンビノス貝がもれなくプレゼントされた。15日12時すぎの時点で、「現時点でスタンプラリーの景品引き換えに訪れた人は65人」と担当者。

 同館広報の小澤さんは「日曜は特に盛況でした。来館者は通常の日曜と比べ1.5倍ほどの来場者があり、親子連れが多く見られました」と話し、アートフェスティバルに出展しているアーティストのファンも多く来館していたようだという。「来年は、規模を少し拡大して開催予定」とも。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • アートフェス会場となった多目的ホール入り口

  • 深海魚に関わる展示をしていた「沼津市地域おこし協力隊」

  • マルシェ会場

  • マルシェ会場ではスタンプ4つを集めると梨かホンビノス貝のプレゼントも

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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