2019年09月19日 配信

9/19(金)船橋駅南口の繁華街一角に「沖縄屋台村4丁目めんそーれ」

洋食居酒屋「cockひろ」のリニューアルで業態変更 

 船橋駅南口の繁華街「山口横丁」から一本入った路地の一角に「沖縄屋台村4丁目 めんそーれ」(船橋市本町4-5-16TEL047-426-5940)が91日にオープンした。

 同店は、洋食居酒屋として長い間親しまれてきた「cockひろ」の経営者の実兄で同駅北口に「食飲工房こばやし」を経営していた小林仁さん(50)が経験を活かしリニューアル、経営主体となってジャンルを変えリニューアルする。

 小林さんは、2000年に「こばやし」を開店。2012年に閉店し、沖縄でカフェ経営をしてきた。今回、「ひろ」のリニューアルに合わせ船橋に一時帰宅、飲食店経営者仲間で「ラシサダイニング」や「塩谷商店」を経営する塩谷和正さん(39)とタッグを組んでリニューアルに着手する。

 船橋市内でも個人店の飲食店経営者同士がコラボで一つの店をプロデュースする例は少なく、「飲食店の経営に関する広報、人材募集、育成などのノウハウをオープンソース化することで共存を図ります」と小林さん。

 「沖縄屋台村4丁目 めんそーれ」は、白い塗り壁風の外壁に朱色を各所に取り入れた配色を採用、沖縄の雰囲気を演出する。入口は、琉球王国の象徴ともいえる首里城をモチーフに、朱色の重厚感ある扉を使う。店内の各所に木目を活かし、田舎風の心地よさを感じさせるように工夫した。テーブルクロスには、沖縄から持ち込んだ伝統彩色技法の「紅型(びんがた)織」を使用する。店舗面性は、約17坪、座席数はカウンター席5席を含み最大25席。

 小林さんが10年近く沖縄で生活してきた経験を活かして、沖縄の家庭で提供する庶民的な料理や沖縄発の流行を先取りしたメニュー構成で勝負する。沖縄の地ビール「オリオンビール」は名護市の蔵から直送、生ビールで提供。守禮(しゅれい)や暖流(だんりゅう)などの泡盛で知られる神村酒蔵からのバックアップを得て、同社が商標を持つハイボール「暖ボール」なども提供するという。

 また、沖縄の地方や離島に点在する蔵元との契約で普段流通に回らない沖縄泡盛を中心に3合瓶サイズで販売する。

 営業時間は、17時~23時(L.O.22時半)、不定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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