2019年08月30日 配信

店長・山田さん(右から2番目)、副店長の小林さん(右から1番目)ほか、スタッフのみなさん

8/30(金)北習志野駅前におむすびとシフォンケーキの店「064」

素材にこだわった家庭料理を提供

 手づくりのおむすびとシフォンケーキの店「064」(オムフォン)が7月29日、北習志野駅前のエビス通りにオープンした。

 同店の店長は、船橋市在住の山田さん。以前からの知人であった建築業を営むオーナー・大森さんに「主婦の特技を生かしたお店をやりたい」という話を相談し、同店をオープンした。

 店名の「064」(オムフォン)は「おむすび」と「シフォンケーキ」から。餌を探しに最初に海に潜る「ファーストペンギン」と、主婦でありながら新しいことにチャレンジする姿をからめて店のキャラクターをペンギンに。さらに、キャラクターのペンギンの形はスタッフの名前や愛称の頭文字を重ねて作ったという。

 約19坪の店内は、キャラクターにしたペンギンの身体の色に合わせて「ピーコックブルー」とくちばしの「黄色」を採用。カウンターには大型液晶テレビで海中を映し、来店者はゆっくりと食事を楽しめるインテリアに。オープンにあたり集ったメンバーは全員主婦ということで、家庭料理を提供する店舗に仕上がった。

 提供するおにぎりは「自家製塩漬け鮭」「味噌焼き大葉つつみ」「昔ながらの南高梅」「唐揚げマヨネーズ」など全21種。唐揚げは特に人気で、「1回食べたらファンになりました」とう来店者も。佐渡のコシヒカリで作ったおむすびランチは、おむすび1個(800円)、2個(970円)、3個(1100円)、いずれも、おかず・小鉢・サラダ・汁物がついている。プラス200円で角切りプチシフォンケーキも付けられる。

 山田さんは以前から家庭で作っていたというシフォンケーキ担当。種類はココア・プレーン・抹茶・紅茶の4種。防腐剤や添加物を使用せず、国産の米粉、こめ油、きび糖、押木養鶏場の新鮮卵「紅孔雀」を使用し、米粉特有のしっとり・もっちりした食感を引き出している。

 接客と調理補助を行うのは副店長の小林さんとスタッフの本宮さん。「2人の持ち前の人柄と明るい笑顔の接客は、初めてきたという来店者からも喜ばれています」と山田さん。木曜・金曜は「ちょい飲み」として夜営業も行っているが、中でも好評の「めったにない幻のチャーハン」(650円)は小林さんしか作れず、彼女がいる時にしか食べられないメニューになっている。

 「おむすび」と「シフォンケーキ」はテイクアウトも可能。「年齢を問わず、主婦であってもこんなにできるんだという姿を見てほしい。何かやりたい人に勇気を分けてあげられるような地域密着のお店にしたい」と山田さん。

 営業時間は10時30分~18時30分(木・金は21時30分まで)。日曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 店内の様子

  • ランチプレート(おむすび2個)(970円)

  • オムフォンのキャラクター

  • テイクアウトも対応

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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