2019年08月29日 配信

8/29(木)塚田の隠れ家的氷屋「まぼろしの氷屋」

高く盛られたカキ氷に歓声が

 東武アーバンパークライン塚田駅から徒歩5分の場所にある「まぼろしの氷屋」(船橋市行田1-46-7、TEL 070-5584-7666)が現在、完全予約制でカキ氷店をオープンしている。

 店主の高木悠紀さんは船橋市東船橋の出身で、宮本小学校、宮本中学校を卒業。結婚を機に塚田に転居したという。両親が船橋市場で魚の仲卸「喜太郎(よしたろう)」を営んでいることから、同店では姉が営む引き売りスタイルの魚屋「さかなや姉妹」を木曜に展開している。

 高木さんは息子の入る子ども会で活動していたことから、もっと地域に貢献できないかと考え、自宅1階をテナントとして貸し出ししている。月曜は英会話教室、金曜はそろばん教室が開催されている。

 店舗面積は約5.5坪。6人掛けテーブル2卓。高木さん自身がカキ氷が好きだったこともあり、テナントが空いている曜日に期間限定でカキ氷店を始めたのが今から5年前のこと。最初は暖簾を掲げ営業していたという。

 しかし来店客が列を成してしまい、狭い道路事情などもあり近所迷惑になることから、現在の完全予約制に。「本当は自由に来てもらうスタイルがいいんですけどね・・・」と本音をもらす高木さんだが、5年かけて今のスタイルがいちばんよい形として落ち着いたという。

 メニューは、「いちご」「マンゴー」「キウイ」「きょほう」は手作りソースがかかり、「くろみつきなこ」「まっちゃあずきみるく」「マンゴーヨーグルト」「イチゴヨーグルト」「みるくみるく」「カルピス」「コーヒー」「レインボー」(以上大人350円・小学生以下200円)など10種以上そろう。大人と小学生以下の値段の違いは皿のサイズが違うことから。ほかにも「バニラアイスクリーム」「ラムネ」「わたあめ」(以上100円)やビール缶(250円)もある。

 来店客にはメニューを書き出したプレートと紙とペンを渡し、客自身が食べたいメニューを書くシステム。練乳やアイスクリームは全メニューに付くので、ミルクアレルギーなどがある場合は入れてほしくない旨を明記すればよい。

 高木さんは「地域の方々が仲良く話ができる場所になればいいなと思っています」と話す。「一度来ていただいて気に入ってもらえたらラインを交換し、次年度はラインを通して連絡しています」とも。

 営業期間は7月から9月半ば。通常6月半ばから告知ポスターを店先に貼るというが、常時看板などは置かない。営業時間は14時~17時。1時間の完全予約制(TEL 070-5584-7666)。木曜の「さかなや姉妹」は市内を引き売りしている車が17時30分~19時同所に滞在し営業する。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 「いちご」のオリジナルソースは果肉入り

  • 一見素通りしてしまうほど目立たない外観

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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