2019年08月20日 配信

8/20(火)ZOZOマリンスタジアムで「船橋のなし」無料配布など

27日にはららぽーとで「なし味自慢コンテスト」

 ZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区美浜)で8月20日、「ALL for CHIBA」の一環で船橋市対象日として、スタジアム外周で「船橋のなし」1000個の無料配布などが行われた。

 千葉ロッテマリーンズでは2012年、同球団が千葉へ移転してから20周年の記念として「サンライズレッド」カラーを起用した「CHIBAユニフォーム」が登場した。以来、そのユニフォームを着用する試合日は「地元千葉県のために戦う日・ALL for CHIBA」としている。さらに、県内12市とフレンドシップシティ・プログラム協定を締結し、ALL for CHIBA開催日には、チームが着用するCHIBAユニフォームの右袖に対象市名入りのロゴを掲出している。

 今シーズンのALL for CHIBA開催日のうち、船橋市が対象となった日が8月20日。同日は、球場外周の特設テントで「船橋のなし」が1000個無料配布されたほか、その場で試食できるカットした梨を40人分配布した。その隣りで「三番瀬みなとや号」のケータリングカーではホンビノス貝の浜焼きが販売された。

 また、試合前の国歌斉唱では、市内最大級の音楽イベント「ふなばしミュージックストリート」の実行委員長・小松優一さんに加え、宇田めぐみさんが歌声を披露した。

 梨の無料配布は試合前の17時ごろから開始したが、17時前から約30分間ゲリラ豪雨にみまわれた。船橋市農水産課の職員をはじめとする関係者は、皆レインコートを着用し、豪雨の中梨袋に入れた幸水を来場者に手渡し続けた。一方、「三番瀬みなとや号」では、船橋市漁業協同組合が公認しているホンビノス貝PRソング「ホン・ホン・ホンビノス♪」(高橋涼子)の音楽を流しながら通常は販売しているが、「マリンスタジアムでは初出店。しかし、今日の突然の大雨でラジカセが濡れ、壊れてしまった…」とスタッフ。耳に残るホンビノスPRソングがないものの、浜焼きの香りに誘われ、来場者が集まっていた。

 千葉ロッテマリーンズのファンで県内多古町から来場したという家族は「ついさっき、『船橋のなし』を試食した。初めて食べたが、ものすごく甘くておいしかった」と話し、初めてホンビノス貝を食べたという小学4年生の男児は「ホンビノス貝もおいしい」と笑顔を見せた。

 農水産課の後藤孝之さんは「みなさん『ふなっしーは知っているし、千葉のなしは知っているけど、船橋のなしは食べたことがない』という方が多い。このような機会にぜひ『船橋のなし』を味わっていただきたい」と話す。

 なお今月27日にはららぽーとTOKYO-BAY(船橋市浜町)で「第52回船橋市農水産祭なし味自慢コンテスト」も開催される。同コンテストは、市内の梨農家117戸の中から、一次審査を勝ち抜いた上位3つの梨を一般来場者による人気投票で決めるというもの。一般来場者の中で先着30人にだけ、投票権が与えられる。そのほか、40秒間で梨の皮をどれだけ長くつなげてむけるかを競う「なし皮むきチャレンジ」や「船橋のなしクイズ」のほか、農業機械の展示もある。

 「ぜひ地元ららぽーとでのイベントにも、みなさんお越しください」と後藤さん。27日の開催時間は12時~16時。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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