2019年08月15日 配信

左から、小山さん、遠藤さん

8/15(木)印内に犬専用プール&トリミングサロン「RANA」

犬の健康と楽しい暮らしをサポート

 犬専門のドックプールとトリミングサロンが併設された「RANA(ラナ)」(船橋市印内3-23-21、TEL 070-1558-6510)が6月27日、グランドオープンした。

 オーナーの小山裕貴美(こやま ゆきみ)さんは、お台場にあったドッグプール「綱吉の湯」(東京都江東区)のスタッフだったが、2018年11月に同施設が閉店になったことがきっかけで、客の要望に応え、行き先を失った犬のために元「綱吉の湯」のスタッフ2人と共に独立開業した。

 小山さんは神奈川県在住だが、「『綱吉の湯』に通っていたお客様が江戸川区や江東区付近の方が多かったため、お客様が通いやすい千葉で出店場所を探していました。プールを作ってもいいという許可がなかなかもらえず物件探しは困難でしたが、印内のこの物件オーナーがプールを作っていいと言ってくれました」と小山さんは話す。

 プールは5.5メートル×2.8メートル、深さ90センチ。都心近郊では最大級で、大型犬もゆったりと泳げる広さ。1枠30分の完全予約制のため、他の犬と一緒になることはなく、同じ飼い主の犬であれば2頭まで一緒に入ることも可能。

 犬のサイズに合わせたライフジャケットを装備し、必ずスタッフが1人付くため、初めて泳ぐ犬でも安心だという。シャンプールームやドライルームも完備され、飼い主自身で犬を乾かすことができる。

 小山さんは「近年、犬の寿命は伸びています。愛犬の健康を考える飼い主が増え、昔はどこか悪くなったら病院に行く、重度になったらリハビリに行くことが多かったが、軽度でもリハビリをしておこう、健康なうちに筋肉をつけておこうというという意識が高い。ドッグプールをやりたかったので、水に濡れた犬を乾かすため、トリミングサロンも併設しました」と話す。

 プールとの組み合わせやトリミングだけの利用も可能。基本的なカットコースやハーブパック、酵素風呂、フットケアなどオプションも充実。

 店名の由来を小山さんは、「昔祖母が飼っていた愛犬が『RANA』という名前で、自分が生まれる前からいたのでお姉ちゃんのような存在だった。いつか絶対にこの名前を付けようと思っていました」と話す。

 同店は、動物の整形外科のスペシャリストとされる「ONE for Animals千葉どうぶつ整形外科センター」(習志野市茜浜1-5-11)や「名古屋動物医療センター」(名古屋市名東区社台3-248)とも協力し、リハビリの組み方などを相談しながら回復の手伝いをしている。

 開店後は「綱吉の湯」からの客がほとんどだったが、1カ月を経て新規の利用客も増えている。犬は暑さに弱いため、今の時期は外に出られず運動不足になりがちなので、プールに来る利用者が多いとのこと。

 現在同店では、ドッグプールで8/31まで、体重別に5クラスに分けプールの端から端までのタイムを競う「タイムトライアル2019」というイベントも開催中。上位3位までメダルとプール券がプレゼントされる。

 営業時間は10時~19時。完全予約制(電話対応時間は10時~19時)。水曜・年末年始定休。駐車場はないが、近隣にコインパーキングあり。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 店舗外観

  • プール担当の遠藤さん

  • トリマー中

  • サイズ別ライフジャケット

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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