2019年08月14日 配信

オーナーの宮本さん

8/14(水)本町通りにパティスリー鎌ケ谷の「Le Ciel(ル シエル)」

色鮮やかなケーキが常時約20種

 船橋駅南口の本町通り沿いにパティスリー「Le Ciel(ル シエル)船橋本町通り店」(船橋市本町2-26-22、TEL 047-401-3399)が7月5日にオープンし、本町通り唯一のケーキ店として地元で話題になっている。

 オーナーはパティシエとして都内のホテルなどで活躍していた宮本崇市(そういち)さん(41)。自宅のある鎌ケ谷で7年前に独立開業し、鎌ヶ谷店(鎌ケ谷市南初富1-13-10)に続いて、船橋店は2号店となる。「船橋西武の催事で何回か出店したことがあり、その際に『船橋でも店を出してほしい』と話す馴染み客も増えたことから、いつか船橋店をという思いがあった」と宮本さん。

 本町通りに面した店舗は、黒をベースとし、重厚でブティックのような外観。約9坪の店内は黒と紫を基調としシャンデリアも飾り、来店客からは「ジュエリーショップのよう」との声も。ショーケースの中には、色鮮やかなケーキがずらりと並ぶ。

 「ケーキは嗜好品で、お腹を満たすものではない。だからこそ味はもちろんのこと、目で見ても楽しめ、わくわくするような商品を提供したい」と宮本さん。「店内に入った瞬間にわっと思ってもらえるような空間、楽しんでもらえるような雰囲気になるよう心掛けています」とも。妻の夕子さんは「手土産としても喜ばれるような商品を作っていきたい」と話す。

 ショーケースには、ピスタチオのブリュレとフランボワーズのクリームを閉じ込めたホワイトチョコのガトー「ヌフ」(480円)や抹茶クリームとイチゴのジュレをホワイトチョコで包んだ「テ・ベール」(480円)、バナナとチョコクランチのガトー「ゴリーユ」(470円)など、ケーキは常に20種類はそろう。そのほか、ゼリーや焼き菓子なども用意。また、船橋市民祭りの際に好評だったという「le cielオリジナルスムージー」は現在も提供している。

 宮本さんの頭の中には新商品のアイディアが今もいっぱい詰まっているという。「こういう味にしたいというところから考えて、その味を実現するためにはどういうデザインがいいか試行錯誤する。新商品の完成までに半年から1年くらいかかる場合も」と宮本さん。「秋に新商品を出す予定なので、楽しみにしてください」と笑顔を見せる。

 営業時間11時~21時、火曜定休。ただし8月26日〜30日は夏季休業。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 本町通りに面した店舗

  • 色鮮やかなケーキが並ぶ

  • 宮本さんがデザインしたギフトボックス

  • シックでモダンな店内

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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