2019年08月05日 配信

カブトムシが入った箱に詰め寄る子どもたち

8/5(月)夏見台中央公園で「夏見まつり」

船橋中卒業生によるカブトムシの配布も

 夏見台中央公園(船橋市夏見4-17)で8月3日、毎年恒例の「夏見まつり」が開催され、船橋中学校卒業生らによるカブトムシの無料配布にも大勢の子どもたちが集まった。

 同祭りの主催は夏見中央自治会、協賛は夏見優良店会。例年3日間開催され、盆踊りや夜の模擬店、子ども神輿、大人神輿などが行われている。

 50年以上前から続くという同祭り。夏見優良店会会長の池之上宗清さんは「祭りは商店会が主でやっていましたが、商店が減ってきたこともあって10年前に商店会と自治会の共催に。今は自治会が主体になっています」と話す。「以前は魚屋や肉屋など50件以上の店があってこの辺もにぎわっていたけれど、今は大きなスーパーができたせいもあって店は10件もないほど。でもまつりでにぎわうのはうれしいね」と話す自治会関係者も。

 子ども神輿が中止になっていた時期があったが、6年前に復活したという。「子ども神輿の復活を機に、せっかくだから子どもたちが喜ぶことをしてあげたいという話になって。カブトムシを配ろうということになったんです」と池之上さん。

 地元船橋中学校出身の有志ら約8人が集まって、カブトムシを採集。「みんなそれぞれの場所があって、お互いどこで採っているか知らない。今年は梅雨明けが遅かったのでカブトムシの確保が難しく、ちょっと焦りましたが、最終的には約200匹を採集することができてほっとしています」と船中出身の鎌田さん、本田さん、大沢さん。「子どもたちの喜ぶ笑顔が何よりうれしい」と話す。

 子どもたちが神輿を担ぎ、山車を引いて街を練り歩いて公園に戻ってきた後、いよいよカブトムシ配布の時間に。「今年もカブトムシを配ります」との声に子どもたちから大歓声があがった。子どもたちだけでなく保護者も興奮しながら、カブトムシやクワガタムシを選んでいる様子が見られた。

 昨年もカブトムシをもらったと話す親子は「今年も親子で楽しみにして来ました。大きなカブトムシのメスとオスがもらえてとてもうれしい」と大満足の笑顔で会場を後にした。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 神輿を担いで練り歩く

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この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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