2019年08月04日 配信

会場の様子

8/4(日)開墾150年記念を迎える三咲神社で「納涼盆踊り」

昔ながらの盆踊りを中心に

 「納涼盆踊り大会」が8月2日・3日、三咲稲荷神社(船橋市三咲9-2-23)で行われ、多くの近隣住民が集まった。

 いつもは静かな三咲稲荷神社の境内中央に櫓が組まれ、三咲本通り商店会の加盟店舗やガールスカウトなどの地域団体による出店が約10店舗並んだ。土佐工業(三咲4)の出店ではスーパーボールすくいのほかに「ザリガニすくい」が登場。同社の工事部が現場で見つけたザリガニをプレゼントするというもので「今年はやらないの?」とリクエストがあり、急遽準備したという。そのほか大島記念嬉泉病院が所持するキッチンカー、「ピーターパン珈琲」なども軒を連ねた。

 今年で開墾150年記念を迎える二和・三咲地区。同祭りの告知ポスターにも「開墾150年」のロゴが印字された。同商店会会長の佐藤さんは「この祭りは50年前にこの地域の青年部だった方たちが立ち上げたもの。その当時の祭りのコンセプトは変えず、これからも盆踊りをメインとして続けていきたい」と話す。

 伝統である盆踊りを多くの人に踊ってもらいたいという思いから、同祭りの告知ポスターにも盆踊りの練習日を記載して掲示。盆踊りでは佐藤さん自らも地域の踊り手「三咲さくら会」の輪に加わり、盛り上げている。なお同祭りの盆踊りでは「船橋音頭」は踊られず、この地域のことが歌われている「御滝音頭」が踊られている。

 大会会長でありダルマ薬局(三咲3)の馬場勲(ひさし)さんは「小さい子たちにも少しでも踊りに参加してもらいたくて、今年から、盆踊りの休憩時間に『パプリカ』を流すようにしたんです。子どもたちがワーッと寄ってきてみんなで踊ってくれました」と笑顔を見せる。同祭りの軸を変えないようにしながら、少しずつ工夫を凝らしているという。

 祭りの最後にはテーマパークのチケットなどが当たる抽選会が行われ、会場は一番の盛り上がりを見せた。なお、三咲開墾150年記念祭は11月23日・24日に開催予定となっている。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 商店会会長自らも終始踊る、盆踊り大会

  • 同大会会長の馬場勲さん

  • 盆踊りを盛り上げる「三咲さくら会」の皆さん

  • 土佐工業による出店

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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