8/1(木)三山の住宅街にアトリエ「uni」
ママ起業家が自宅の一室を利用した絵画教室
船橋市在住のママ起業が松田美樹さんが9月3日、自宅の一室を利用した絵画造形教室「アトリエuni」(船橋市三山2-30-12)をオープンするにあたり、プレオープンのイベントとして夏休み期間中に子どもを対象としたワークショップを開催する。
松田さんは高校・大学ともに美術やデザイン系の学科に在学。大学生のころは幼児造形教育研究にも携わり、都内幼稚園造形教室で絵画・工作・油絵講師として約10年、活動を続けてきた。その後結婚し、子どもが生まれたころからその活動を休止していたが、子どもが小学生になったのをきっかけに「また子どもたちに絵を描く素晴らしさを伝えたい」と思うようになったという。
松田さんが教える絵画や造形は、「大きく描く」「力強く描く」「素材の質感を楽しむ」「観る力を育む」「道具を大切にする」という5つのことを大切にしている。「絵の上手、下手は関係なく、子どもたちが自分の感性をそのまま表現する手段として製作にのぞみ、自由な自己表現ができる手伝いをしている」のだという。
「何か物を見て描くとき、1カ所から見ているとその物の形は見えてきません。全体を見て、細かなところを見て、しっかり観察をします。どんな形をしているか、どんな色か、どの部分を描くかを自ら考える力を引き出すような声掛けをしていきます」と松田さん。
例えば「木」を描く時も、実際に木を見に行って木の皮のつき方や固さ、臭い、葉のつき方、形などを観察してから描かせるという。「キャベツ」を描写する時も、葉を1枚1枚全部取っていき、最後の芯の部分がどんな形になっているかまで観察する。普段何気なく見たり食べたりしている物の形に改めて目を向けることで子ども達はからは「面白い」「こんな形をしてるなんて知らなかった」などの、驚きの声もあがることも。
「少人数制なので、子ども達ものびのびと製作活動ができると思う。絵を描く、物を作る楽しさを伝えられたら」と松田さん。クラスは3つに分け、「年中・年長クラス」は、クレヨン画や、絵の具のぬたくり、粘土造形、紙や木工作などいろいろな道具や素材を使い、身体全体で感じながら表現する楽しみを伝えるクラス。「少年クラス」は、道具を使いながらさまざまな表現方法を通し、発見したり、考えたりするその過程を楽しんで表現する力を養っていく。「絵画クラス」は、デッサンをはじめ、油絵、アクリル画を個々に制作。中・高生や、大人の方も、初心者から絵画の基礎を学べるクラスとなっている。
レッスンは幼児は月2回、小学生以上は月3回程度。入会金や月謝はクラスにより異なる(3000円~)。
8月にプレオープンとして行うのは、大きな紙に両手を使ってダイナミックに絵を描く体験のできる「両手でぐるぐる描こう」(8月6日)、スタンピングの技法を使って絵を描いていく「ガラス絵」(8月20日)、大きな紙に寝転び自身の身体にそって線を描いていく「からだ全部を描いてみよう」(8月27日)、木炭や鉛筆を使った簡単なデッサンや油絵の道具に触れる「絵画・油絵クラス体験」を開催。
いずれも1回500円で、対象は幼児~小学生。定員はワークショップにより異なるが4~6名となっている。時間は、幼児=10時~10時50分、小学生=11時~12時、絵画・油絵クラス=15時~17時。ワークショップの詳細はart.uni2019@gmail.comまで。
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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