2019年07月30日 配信

点滴を操作するキッズ医師たち(看護師体験)

7/30(水)板倉病院で子ども向けのメディカル体験

小学校3年生~中学校3年生まで対象71組の親子がエントリー

 船橋市内の船橋駅南部エリア10万人の医療を一手に引き受ける中核病院の「板倉病院」(船橋市本町2-10-1、TEL047-431-2662)で初開催となるキッズメディカル体験が7月27日に同病院内で行われた。

 市内で子ども向けの医療体験ワークショップを実施するのは初めての試み(高校生・大学生向けは一部記録あり)だという。「地域にある病院の地域貢献という意味合い、当院には小児科がないのでお子さんが病院に親しむ機会にもなれば」と、企画意図を話す同病院の梶原崇弘理事長。「将来の職業選択の際に医療の道を選んでくれるきっかけになってくれたらうれしい」とも。

 同病院のキッズメディカル体験は、「看護師体験」「放射線科体験」「薬剤師体験」「手術室体験」の4種類を現場の職員らがワークショップとして企画。子どもたちや保護者に病院のこだわりや仕事のやりがいが伝わるよう工夫を凝らして企画した。

 当初2日間で実施する予定だった同企画、応募を開始したところ当初予定していた3倍以上の応募となる71組の応募があり急きょ3日目を追加設定、応募者全員が体験できるよう準備をした。取材当日は、3日設定されているうちの初日午前の部で12組がメディカル体験に参加した。4つの体験を4つのチームに分かれ順番に訪問するスタイルで実施。

 「看護師体験」では、点滴薬の注入速度コントロールの方法や、聴診器の使い方を紹介、体験させた。「放射線科体験」では、レントゲンの仕組みを紹介し、実際のレントゲン機を使って段ボール箱の中にあるものを撮影、どんなものが入っているのかを推測する形でレントゲンとCTの特徴を紹介、体験させた。

 また、「薬剤師体験」では、調剤師という仕事が2万種類以上の調剤薬を覚え、理解して処方する事の大変さや意味、その裏側にあるやりがいなどを話し、実際の分包気を使ってチョコレート菓子を薬に見立て1回の分量にわける体験を実施、処方箋袋に処方薬の名前、患者さんの名前を記入するという疑似体験を行った。

 「手術室体験」では、滅菌の施された手術着、手術用手袋、マスク、キャップに身を包み、無影灯の下で電気メスによる鶏肉の切断、熱による止血を体験させた。

 約1.5時間の体験で参加した子ども達は、「楽しかった」「またやりたい」「大人になったらお医者さんになるのも良いかも」と医療を身近に感じた様子でコメント。初日の開催を終えて、「来年もより内容を充実させて実施したい」と梶原理事長。募集は、同病院内のポスター掲示や近隣小学校へのチラシ配布などで行う予定だという。

  • レントゲン・CTを操作するキッズ医師(レントゲン室体験)

  • 調剤薬に名前を付けるキッズ薬剤師(薬剤師体験)

  • 聴診器をあてて心音などを聞くキッズ看護師(看護師体験)

  • 大人用の白衣を着てキッズメディカル体験に臨んだ

記事の場所
関連キーワード
情報スクランブル関連記事
加盟店・店舗ブログ

加盟店・店舗ブログ一覧へ