2019年07月25日 配信

7/25(木)印内八坂神社の祭礼で朝市

近隣の仲間で立ち上げ毎年の恒例行事に

 印内八坂神社(船橋市印内2-7-8)の祭礼で7月23日、毎年恒例の朝市が9時から約1時間行われ、近隣の主婦などが目当ての品物を求めて列を成した。

 同祭礼は300年近い歴史があると話すのは、祭りを取り仕切る藤田勲さん。例年2日間にわたり行われ、22日も15時から始まった「子どもみこし」やマジック&コメディパフォーマンス、永井みゆき歌謡ショーなどに多くの人が集まりにぎわいを見せた。梅雨が明けず曇天が続き、この日も曇り空だったが「朝市も例年通りの人の出でした」と藤田さん。

 朝市は今年で5年目になる。地元農家が作るジャガイモの詰め放題イベントやトウモロコシの販売、「石井農園」(船橋市本郷町516-1)の野菜、「かねはち水産」(船橋市湊町1-12-12)のホンビノス貝、船橋のピザ屋「コンパーレコマーレ」(船橋市湊町2-5-19)のピザ、「DOGGY GARDEN」(市川市八幡5-16-22)の色鮮やかな花々などが並んだ。

 氏子の中でも、39歳までの若衆の集まりになる「若連」が現在11人で組織されているというが、その代表を務める田中研也さんは「若連は農家だけでなく、消防士やレストラン経営者など、近隣の昔からよく知る仲間の集まりです。昔からの風習などが減っていく中、祭りを存続させていかなければならないという思いで朝市を始めました」と話す。「もっと多くの人に集まってもらえるよう、祭りを盛り上げていきたいですね」とも。

 同日は夕方から「大人みこし」が宮出しされ、近隣を練り歩いた。舞踊ショーや歌謡ショーも行われ、盆踊りや恒例のお楽しみ抽選会も盛り上がりを見せた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 田中研也さん(中央)と石井農園の仲間

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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