7/22(火)飛ノ台史跡公園博物館で「縄文アートまつり」
「縄文コンテンポラリー展」初日に
飛ノ台史跡公園博物館(船橋市海神4-27-2、TEL 047-495-1325)で7月21日から始まった「縄文コンテンポラリー展」のオープニングイベントとして「縄文アートまつり」が同日に開催され、館内はにぎわいをみせた。
市内で出土した遺物を中心に展示している同館では、毎年夏休み期間中に「縄文コンテンポラリー展」を開催し、今年で19回目を迎える。同企画展は縄文文化への理解を深めることを目的として開催され、今年のテーマは「遺跡のアート劇場 ~縄文から古代イタリアそして現代へ~」。イタリアのパドヴァ市とイタリア文化会館の協力のもと、イタリアと日本のアーティストらによる写真や絵画、立体作品など約50点を展示している。
「古代イタリアには縄文と同じように土器文化もあったという共通点がある」と、今回、同展示の企画をした東北芸術工科大学教授・酒井精一さん(習志野市在住)。今回、イタリアからは4人のアーティストと2組のグループが作品展示している。
「期間中である夏休みには、連日さまざまなワークショップを用意しています。無料のものもたくさんあるので、お子さんはもちろん、どなたでも楽しんでいただきたい」と同館館長代理の河西敦史さん。無料ワークショップは「縄文ちぎり絵」「モビール作り」など。有料ワークショップには「縄文模様の羽ばたくちょうちょとコウモリ」(200円)、「土器復元ワークショップ」(500円)、「ミニ土器・土偶を作ろう(200円)」、「竹で楽器を作ろう」(500円)などがある。
同展のオープニングイベントとして開催された「縄文アートまつり」では、屋外で野焼きワークショップが行われたほか、縄文服作りや葉っぱのお面作りのワークショップもあり、参加者が、ワークショップで作った縄文服と葉っぱのお面を被って館内をパレードするという催しも行われた。イベントには、隣接する海神中学校美術部の生徒も多く参加し、イベントを盛り上げていた。
企画展は9月1日まで。開館時間は9時~17時(最終入館16:30)。月曜休館(8/12は開館し、8/13(火)休館)。入館料=一般100円、小・中学生50円(市内在住の中学生以下は無料)。ワークショップの日程詳細は博物館ホームページ(https://www.city.funabashi.lg.jp/shisetsu/bunka/0001/0006/0006/p070434.html)から確認できる。
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください
Sponsored by MyFunaサポーター