2019年07月20日 配信

7/20(土)金杉台団地商店街で夕すずみ会

アンブレラスカイプロジェクトで地域活性

 金杉台団地商店街(船橋市金杉台2-2)で「金杉台団地商店街夕すずみ会」が7月19日、開催された。

 同イベントの主催は、金杉台街づくり委員会の皆さん。委員長の別府映子さんは、地域住民の高齢化などの理由で一度なくなってしまった「夕すずみ会」を復活させたかったこともあり、それまであった自治会や商店街委員などの垣根を取っ払い、新たに「金杉台街づくり委員会」を立ち上げた。

 別府さんは「私は繋げていく役目。今までのやり方も大切にしながら、新しいことを取り入れたい若者の意見を聞きながら、とりあえずなんでもやってみようと思う」と話す。

 今回の会では、金杉台街づくり委員会メンバーの形山昌樹さんが企画した「アンブレラスカイプロジェクト」が実施された。形山さんは金杉台団地商店街で高齢者支援として、デイサービスやグループホームの経営のほか、高齢者も働ける仕組みを取り入れたカフェ「カフェ・ド・ステラ」などを経営する。

 形山さんは「通りすがりの人が携帯で写真を撮っていく姿を見るのがうれしい。季節にあったものをぶら下げて金杉台団地商店街の名物になればいいなと思う」と笑顔で話す。

 当日は金杉台小・中学校合同の吹奏楽演奏ではじまり、金杉台小5、6年生有志によるソーラン節で会場はにぎわいをみせた。

 会場にいた70代の女性は、「傘がきれいで素晴らしいよ。金杉台団地はね、みんなの絆が強くて良い街だよ」とうれしそうに話した。子連れの主婦は、「毎年楽しみにしている。なくならないでほしい」とも。

 アンブレラスカイプロジェクトは、この日はまだお披露目程度で、本番は、8月24日、25日の「金杉台なつまつり」となり、傘の数が倍に増えるのだという。

 24日は13時から「流しそうめん」を実施、24、25日は17時から、太鼓演奏、盆踊り、夜店が出る。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 商店街の店舗が出す出店

  • 金杉台街づくり委員会、委員長の別府さん(左)と形山さん(右)

  • 二和高校のボランティアの学生

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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