7/19(金)船橋のばか面踊りをサンフランシスコで披露
CHERRY BROSSOM FESTIVALのパレード出演者として
船橋の民俗芸能として市内の小学生が授業の中で体験する事から市民にとって馴染み深い「ばか面踊り」が海を越え、サンフランシスコの「CHERRY BROSSOM FESTIVAL」で披露された。
サンフランシスコの「CHERRY BROSSOM FESTIVAL」は4月21日~22日にかけて開催。ばか面踊りを披露したのは、船橋市内の小学校や母子ホームなどでばか面を教えているボランティア団体の「船橋ばか面交流会」(代表者=斉藤征昭さん)メンバーの6人。
本業が建築施工関係の仕事だという斉藤さんは、船橋ばか面交流会の活動のほか、本業の経験を活かして海老川親水市民まつりでの橋設営や御滝不動尊、小室地域でのホタルの住むせせらぎ作成など造園業の領域まで幅広いボランティア活動を行ってきた。
この延長で、世界的なボランティア団体のライオンズクラブにも加入。米国のライオンズクラブ仲間から「ボーイスカウト」のホームステイ受け入れの打診を受けた。この際、斉藤さんがこの地域の民俗芸能「ばか面踊り」の伝承者だと知ったスカウトメンバーから同フェスティバル出場を打診されたのがきっかけだという。
全米だけでなく世界中から何十万人という観光客が集まってくる同フェスティバル。ダンス出演者だけでも250人を超えるというステージプログラムやパレードに参加して船橋の郷土芸能をアピールしてきたという。
渡米にあたって、松戸徹船橋市長を表敬。サンフランシスコ市長へのメッセージを預かり、参加者が集う前夜祭に臨んだ。船橋市役所の国際交流協会から事前に日本領事館に連絡を入れてもらい、宇山総領事のはからいで、ブリード市長にメッセージを手渡し、ばか面踊りを眼前で披露したという。
ばか面踊りは観光客の間で好評を博し、多くの人々から衣装のままでの写真撮影を依頼されたという。今回は、祭囃子に合わせて踊りを披露した。前夜祭からステージ演舞、パレード演舞の3日間をこなした斉藤さんたちメンバーは翌日近隣を観光して帰国したという。
また、毎年行われるふなばし市民まつり(今年は7月26日、7月27日~28日にかけて3日間)でもまつりのプログラムの中で各種団体、自治会が「ばか面踊り」を披露している。斉藤さん率いる「船橋ばか面交流会」は、スクランブル交差点ちかくの特設ステージで披露する予定になっているという。
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