5/20(月)「千葉ジェッツふなばし」が船橋アリーナでファン感謝祭
卓球やフリースローでファンと交流
千葉ジェッツふなばしが船橋アリーナ(船橋市習志野台7-5-1)で5月19日、シーズンを終えてファンへ日頃の感謝の気持ちを伝えると同時に交流を図るため、「ブースター大感謝祭」を開催した。
千葉ジェッツふなばしは、今月11日に横浜アリーナで行われたチャンピオンシップで惜しくもアルバルク東京に敗れたものの、バスケットボール男子Bリーグで2年連続準優勝、東地区連覇、天皇杯3連覇という輝かしい成績を収めた。同日は、全選手、大野篤史ヘッドコーチ、島田慎二社長、STAR JETS、ジャンボくんらが参加した。
船橋アリーナでの開催は初となる同イベントでは、STAR JETSとSTAR JETSユースチーム、ジャンボくんによるキレのあるダンスで幕を開け、会場内は一気に盛り上がりを見せた。
島田社長は今シーズン52勝8敗という最高勝率を収めたことに触れ、「東地区2連覇、有言実行で勝ち続けたチームには敬意を表します」と話した。また、今回のファイナルでは初めて泣いたと話す島田社長。「ファイナルの最後の残り5分、19点差の時点で、以前ならもう無理だとあきらめていたが、今回は選手もファンも私たちもみんなまだまだ勝てると思った。そういうメンタリティーがみなさんのおかげで育ったということを感じて泣けました。そしてスタッフやチームみんなの姿を見てまた泣けました」と話した。「ファンのみなさんがいい空気感を作ってくれたおかげでチームが育ったと思う」と感謝の気持ちを伝えた。
大野コーチをはじめ選手らもファンへの感謝の気持ちを伝え、富樫選手は「今日のようなイベントはなかなかない機会なので、みなさんと一緒に楽しみたい」と話した。
松戸市長は「ジェッツがどんどん進化していくのがうれしいし、シーズンを通して素晴らしかった。来年こそパレードができるようにさらに応援したい」とエールを送った。
同日は卓球コーナーとフリースローチャレンジコーナー、かつら姿の大宮宏正選手との「たたいてかぶってじゃんけんポン」コーナーが設けられ、ファンは楽しみながら選手たちと交流を深めた。
会場中央では「慎二の部屋」と題したトークコーナーが設けられ、西村選手とのエピソードや、選手への質問や悩み相談など、普段なかなか聞けない内容が披露され、会場内は笑いに包まれた。
学校で配られたチラシがきっかけでジェッツファンになり、ミニバスも始めたと話す千葉市在住の親子は、「千葉ポートアリーナでの試合はすべて行き、先日の横浜アリーナにも応援に行きました。今日は富樫選手と一緒にフリースローができて最高ですし、選手と近くで会うことができて本当に楽しかった」と笑顔で会場を後にした。
最後は、ブースタークラブ会員を対象とした全選手との握手会でさらに盛り上がり、イベントは幕を閉じた。
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