2019年05月14日 配信

代表の手塚幸恵さん

5/14(火)田喜野井にララホーム2号店開所

精神疾患を持つ人が自分とゆったり向き合える場所

 精神疾患を持つ人の日中一時支援施設「ララホーム薬円台」(船橋市田喜野井6-11-10、TEL 047-402-1212) が5月3日、田喜野井の住宅街に開所した。

 同施設は東船橋にある「ララホーム」(前原西1-8-5、TEL 047-470-4154)の2号店になる。代表の手塚幸恵さんは、心理カウンセラーの資格を数種持ち、自身もうつ病経験者。その経験を生かし、利用者とのコミュニケーションを大切に話すことを心がけている。

 2号店が開所したことにより、1号店がもし相性が合わずに利用ができなかった場合でも、2号店でチャレンジできるという安心感がある。さらに土曜・日曜も受け入れが可能。「現在は2号店の利用者が少ないので、人が多い中では抵抗があるという方、コミュニケーションに不安のある方の利用もおすすめですよ」と手塚さん。

 同施設の利用者は14歳から55歳と幅広い。「地域生活支援自給者証書」を取得し施設に登録すると、利用料金は無料になる。開所時間中は自由に出入りが出来るのも同所ならではの特徴だ。

 手塚さんは「人間関係からうまれたストレスを、人間関係のコミュニケーションで癒していきたい」と力強く話す。同施設では、利用者同士のコミュニケーションを大切にしたいため、テレビは置いていない。静かな音楽が流れ、床には通称「ララマット」と呼ばれるジョイントマットが敷かれている。ララマットのカラーはピンクで、カラーセラピーで「愛情と安心」を意味する。

 2階には布団を敷いて1人でゆったりできる部屋や、カウンセリングルーム、本がある部屋など、利用者がその日の気分でのびのび過ごせる工夫がある。 

 手塚さんは「気軽に入ってこられる場所にしたい。どうすればその人が幸せに生きられるか、利用者に寄り添い支援していきたい」と笑顔で話す。

 開所時間は10時~18時。火曜・水曜定休。

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 通称ララマット。ピンクが明るく、癒される

  • たくさんの本が自由に読める

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MyFuna編集部

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