2019年05月10日 配信

生産者の皆さんと松戸市長

5/10(金)船橋ブランド野菜の生産者が市長を訪問

今年の出来栄えをピーアール

 船橋ブランド野菜である「船橋にんじん」「葉付き枝豆」「小松菜」の生産者が5月7日、船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)を訪問し、松戸徹市長に今年の出来ばえを報告すると共に、同野菜の試食を振る舞った。

 「JAちば東葛西船橋枝豆研究会」の会長中島佐幸さんは、「4月半ばから出荷が始まっている。16人全員で切磋琢磨し、より良い枝豆を出荷するよう日々研究している」と話した。

 「JAちば東葛西船橋葉物共販組合」の組合長小川和也さんは、「『西船産ブランド小松菜』は年間を通して出荷。「船橋農業センター」(船橋市金堀町522-1)での試験を踏まえて勉強し合い、メンバー14人でより良いものを作っていけるように努力している」。

 「JAいちかわ船橋人参共販推進委員会」の委員長飯島清さんは、「船橋で85人が生産しており、今年は28万ケース出荷予定。ベータキャロットの生産は難しいが、生で食べてもおいしく全国的にも貴重品。4年位前からニンジンは連作障害が出ており、県も含めてあらゆる機関で研究中」とあいさつした。

 松戸市長は「農業経営の環境は厳しいが、若い後継者の皆さんが、ご両親がやってきたことに改良を加えて熱心に取り組んでいることが船橋にとって一番の強みだと思う。各組合の皆さんが、船橋産の野菜の素晴らしさを知ってもらう努力を重ねていることに感謝している」と話し、「船橋の都市農業は街の魅力を語るのに欠かせない存在。市も一緒に船橋のおいしい野菜をPRしていきたい。日頃の皆さんの努力に感謝し、令和の時代には平成以上に船橋の農業が前進することを祈っている」と農業関係者を激励した。

 会場では農業関係者が持参した旬の船橋野菜の試食会が行われた。「船橋にんじん」のジュースとスティックサラダや、「小松菜パウダー」を練り込んだ米粉麺、塩ゆでした「葉付き枝豆」が振る舞われ、市長はじめ市役所の農業関係者などは船橋野菜を味わいながら農業関係者と歓談した。

 JAいちかわ西船橋人参共販推進委員会」の石神辰巳さんは、「ニンジンは割れが出るなどの障がいで何十アールと捨てなければいけない状況」と現在の苦しい状況を話した。また松戸市長が「葉の新芽は生でもおいしい」と言うと「葉はセリと同じように天ぷらにしてもいいです」とも。

 「JAちば東葛西船橋葉物共販組合」の石井隆義さんは、「小松菜は味噌汁はもちろんあくが少なく食感がいいので中華料理にも向いている。炒めてベーコンに巻いてもおいしい」と話した。

 「『葉付き枝豆』はさやを取ると糖度が下がるので葉付きのまま鮮度を保って出荷する工夫をしている」と「JAちば東葛西船橋枝豆研究会」の中島さん。同研究会の田中裕之さんは「水洗いした枝豆をフライパンで蒸し焼きにすると、うま味が逃げずおいしいですよ」とも。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • ニンジンジュースに市長がグッド

  • 小松菜と生産者の皆さん

  • 枝豆を持つ市長

  • ニンジンの葉にも興味を持つ市長

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所