4/14(日)船橋と市川在住のコンビが絵本「めいたんていはボクとモグ」
幅広い世代に読んでもらえる本を目指して
船橋市在住の浜田琴さんと、市川市在住のしらたまきなこさんが2月25日、それぞれ絵と文を担当した絵本『めいたんていはボクとモグ』を石田製本より出版した。
浜田さんは、「にがおえ便」というサイトを立ち上げ、オーダーメイドの似顔絵作成を5年程前から行っていた。その間に妊娠と出産があり、育児が落ち着いた頃働き始めた職場で、物語やエッセーを書くことが得意なしらたまさんと出会った。それぞれ創作が好きという点で意気投合し、今回の絵本制作の話が生まれたという。
同書の主人公は、浜田さんの息子とペットの小型犬パグがモデルになっている。浜田さんが初めにイメージとアイデアを作り、それを元にしらたまさんが物語を作った後、浜田さんが話に合わせてイラストを描いていく。2人で創作していくことで、1人では起こらなかった化学変化が起き、よりよいものが出来上がったとうれしそうに話す。
また、今回多くの人に読んでもらうことで、書き(描き)手と読み手とで、受け取るイメージが違うことに気づいたという。
当初は、母親が子どもに読み聞かせすることを想定していたが、「老人ホームなどで大人同士の読み聞かせにもよいのでは」との声もあったためだ。絵本は一般に子ども向けのイメージがあるが、最近は「絵本セラピー」といって、大人同士の読み聞かせを行う場もある。
同書は人と人とのつながりを描いたものでもあり、大人にとっても共感できる部分があるため、「幅広い世代に『よみきかせ』をしてもらえる本になってほしい」と浜田さん。
今後は、続編や、違うコンセプトの絵本の構想もしている。
同書はA5版、オールカラー、1,200円。インターネットでの販売のみ(https://p-books.jp/ehons/ehon/bn0101/?fbclid=IwAR36JXsgNku8pJb3iFqPwfhzUG32_V5-ZgcIjr-KcP70LWRY3ZtXLx68tQg、及びAmazon)。船橋市場内の「市場カフェ」(船橋市市場1、TEL 047-409-1877)で同書の閲覧が可能。船橋西図書館(船橋市西船1-20-50、TEL 047-431-4385)にも置かれる予定。
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください
Sponsored by MyFunaサポーター