2019年04月11日 配信

テープカットの様子

4/11(木)古和釜・松が丘地区に消防署を開署

市内初となる消防訓練センターも併設

 船橋市東消防署古和釜分署の開所式が4月10日、同署(船橋市古和釜町502−1)で行われた。

 船橋市消防局は、消防・救急需要に的確に対応するため、古和釜・松が丘地区を担当する船橋市東消防署古和釜分署(船橋市古和釜町502−1)と市内初となる消防訓練センターを開署した。

 同消防局では、市内17消防署を整備目標とし、今回開署する古和釜分署は14署目となる。

 併設する消防訓練センターでは、はしご車を使った高所救出訓練や、実際に火を起こし煙を発生させて行う火災想定訓練、ドローンの飛行訓練などこれまでの施設では行えなかった大規模訓練が実施できるという。

 火災や救急要請に加え、近い将来発生が危惧されている首都直下型地震、南海トラフ地震や大規模風水害など各種災害の発生に備え、より高度な訓練を実施することで、市民の安心安全を守っていくことを目的としている。

 松戸徹市長は「船橋市と消防の今後の更なる発展を期待できる施設ができ、発生が危惧される自然災害等から市民の安心、安全に備えられます」、鈴木市議会議長は「災害対応力が求められる今、対応できる消防力を期待します」、高橋消防局長は「念願、待望であった施設が適正に配置でき、高度な訓練や連携ができます」とそれぞれあいさつし、テープカットを行った。

 式典の後は、雨の中消防演習として渡過訓練(水平に張られたロープを渡る基本的な訓練)、ロープ応用登はん訓練(2本のロープを足に巻き付け、器材等を使わずに手でロープを渡る)、はしご登はん訓練(垂直はしごを15m登る訓練)、懸垂降下訓練(足場となる壁がない場合の降下訓練)、引き揚げ救助訓練(5人一組で2人が空気呼吸器を装着して、ロープ登はんにより脱出する訓練)、障害突破訓練(5人一組で4人が連携して5つの障害を突破する訓練)、放水訓練等が実施された。

 消防司令長の新井俊浩さんは「既存の施設との大きな違いは、災害時にも強い再生可能エネルギーを使用している点です。消防庁舎屋上には太陽光発電設備が設置されています」と話した。

 「訓練センターでの大きな違いは、煙をたいて行う訓練になるので、実際の現場に近い訓練ができることです。危険度の限界を知ることでより安全も担保できます」と消防監の小出浩康さん。

 敷地面積8846.06㎡、建築面積1308.54㎡、延べ面積2897.59㎡。庁舎棟は地上3階で1階が受付、仮眠室、出動準備室、倉庫など。2階には事務室、会議室、食堂、トレーニング室棟があり、3階は講堂、講堂控え室、倉庫などがある。

 消防訓練センターはA棟が地上6階の高所災害訓練棟、B棟は地上3階の火災訓練、C棟は地上3階の救助災害訓練になる。その他の施設として防火水槽2基、雨水貯水槽、訓練用マンホール、消火栓2基、マンホールトイレや放水壁などがある。

 総事業費は17億2,675万3,000円で、勤務職員43人、消防ポンプ車や救急車など車両両5台が配置されている。

  • 小出浩康さん(左)と新井俊浩さん

  • 救助訓練

  • 垂直降下訓練

  • 放水訓練

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