2019年04月10日 配信

4/10(水)夏見台幼稚園で親子クッキング

海藻販売の会社と連携し手作りうどんに挑戦

 夏見台幼稚園(船橋市夏見台2-16-1TEL047-429-7231)で46日、食育を兼ねた親子クッキングが開かれ在園児とその保護者6組が参加した。

 普段から子ども達への教育コンテンツの一部として食育に力を入れている同園は、昨年12月から毎月1回、「土曜親子クッキング」と題してさまざまな食材を使用した料理教室を開催している。

 家庭では調理後の後片付けが大変になりがちなので手を抜きがちな「料理」をテーマに、親子で楽しんでもらおうという企画だ。

 この日のメニューは「手作りうどん」。うどん粉を水でこねるところから子どもたちが挑戦し、「固くてうまくまとまらない」と苦戦する場面も。保護者が時折サポートしながら、麺棒で伸ばし、包丁で細く切り、茹でるところまでを行った。

 うどんのトッピングには、同園の給食に使用する海藻を全て無償提供している「カネリョウ海藻」(熊本県宇土市)のわかめを使用。うどんがゆであがるのを待つ間、同社の社員・小田千早さんが、歌と踊りやパネルシアターを使ってわかめの種類や栄養の説明を行った。

 ほかにも、園主・鳥居徹也先生による、食物繊維と腸内細菌の話も。野菜を食べることで体にどんな変化があるのかを、人形劇風にして子ども達に説明し、「食物繊維をとるといいうんちがでるよー!」と、食育についても学んだ。

 うどんのほかにも、園の給食で出している「玄米おにぎり」や「ネバネバサラダ」、「ひじきの炒り煮」「わかめの酢の物」も昼食として参加者にふるまわれた。「ちょっとこねるのが大変だったけど、自分で作ったうどんがおいしい」と参加した子ども達。「うどんがどんな風に作られているのか知れておもしろかった」という声も。

 今後は在園児だけでなく、一般からの参加者も募って「土曜親子クッキング」を開催していくという。次回の開催は5月18日10時~12時。3歳以上の未就学児とその保護者が対象。内容は「簡単手作りドレッシング」を予定している。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • うどんをこねる子どもたち

  • わかめの歌と踊りをするカネリョウ海藻の小田さんと夏見台幼稚園の田中先生

  • 食物繊維の話をする鳥居先生

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MyFuna編集部

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