2019年04月15日 配信

石井食品のキッチンカーも登場し会場を盛り上げた

4/15(月)市原市の廃校で石井食品が初開催の「房総地域交流会」
生産者と鉄道と地域のコラボを実現

 船橋市に本社を構える食品会社・石井食品(船橋市本町2-7-17、TEL047-435-0141)が4月4日、廃校となった市原市の里見小学校(市原市徳氏541)を会場にして千葉県の地域活性化をテーマにした交流会を実施した。

 同交流会は、「第四の創業期を迎えている」という石井食品が新しいチャレンジとして「地域に昔から伝わっている調理方法、地域の良い農水産物を発掘して紹介する」取組みを具体化したもの。

 同社がこれまでにも大切にしてきた「安心、安全な食材を無添加で調理」を突き詰めていったところ「採れたてのタケノコは刺身にできるほどうまい。旬な食材を煮る・焼く・茹でる・蒸す・揚げるを駆使して収穫後すぐに調理する事で美味しさが違う」(石井会長)という結論に到達。

 八千代(関東)、丹波(関西)、佐賀(九州)にある工場でそれぞれの地域にある知られざる優秀な農水産物を見つけ出し、収穫後すぐに調理・加工して出荷するという取組だ。

 こうした取り組みは2016年山梨県の大月市と取り組んだ「大月の玉ねぎがつまったハンバーグ」商品化を皮切りに青森県弘前市、富山県射水市、石川県加賀市、群馬県高崎市、茨城県笠間市・北西市、埼玉県日高市、岐阜県山県市、愛知県大府市、鳥取県岩見市、京都府京丹波町・京丹後市・京都市、兵庫県淡路島、佐賀県、長崎県五島列島、熊本県やまえ村など全国に広がっている。

 特に本社工場のある千葉県では、「成田の栗 栗きんとん(成田市)」「多古米の麦ごはん(多古町)」「長狭米のごはん(鴨川市)」「上総米の玄米ごはん(木更津市)」「八千代にんじんのまぜごはんの素(八千代市)」「炊き込みごはんの素(市原市)」「姉崎大根のおろしソースハンバーグ(市原市)」「大多喜の筍ごはん(大多喜町)」「白子町の玉ねぎ使用ハンバーグ(白子町)」「大浦太牛蒡煮(千葉市)」と、多彩なコラボが実現している。

 今回の交流会では、同社社員と取引先企業、千葉県内の各市町村担当者、生産者ら250人が一堂に会して地元産食材のメニューに舌鼓を打った。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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