2019年04月12日 配信

あいさつする玉元会長

4/12(金)船橋市病児・病後児保育連絡協議会設立総会

設立の主旨説明や研修企画などを説明

 船橋市病児・病後児保育連絡協議会設立総会が4月8日、船橋市保健福祉センター(船橋市北本町1-16-55)で開催された。

 会長はコミュニティクリニックみさき(船橋市三咲3-1-15)の玉元弘次さん。野田市の事件に触れ「子どもたちは信じられない状況に置かれている。子どもたちを守るために我々は何ができるのか。児童相談所を作ればいいわけではなく、関係団体が横の連携をして行政を支えていく必要がある。医師会をはじめみんなで協力していきたい」とあいさつがあった。

 来賓代表として松戸徹市長は「平成13年にスタートした病児・病後児保育。市も子どもたちが自分の街で可能性を失うことのないよう、育て上げる施策をしている。子育ては待機児童を解消すればいいわけではなく、幼児期の子どもたち、特に病気になった時などに関連団体がどういった連携をしていくのかが大きなテーマです」と話す。

 市議会議長鈴木和美さんは「女性が働きやすい環境づくりということでこれからも応援していきたいと思います」と話した。

 各事業所から代表あいさつとスタッフ紹介があった。事業所は、山本医院「新高根キッズハウス」(新高根4-7-7、TEL 047-469-4801)、トレポンテこどもクリニック「トレポンテ」(夏見町2-566、TEL 047-429-5403)、さくら保育園内「アイリスルーム」(二子町474、TEL 047-302-8303)、佐野医院の「オー・キッズ」(本町3-3-7、TEL080-3416-0122)、愛育レディスクリニック「アトム」(習志野5-10-30、TEL 080-2151-1103)、コミュニティクリニックみさき「病児保育室わかば」(三咲3-1-15、TEL 047-448-4008)。

 トレポンテの村社歩美代表からは、同協議会設立主旨の説明があった。共働きや一人親家庭の増加に伴い、保育の需要が拡大。子どもが病気の時に保育を行う病児病後児保育も同様で、船橋市内では需要に応じて施設数が増加、昨年度6施設になった。

 核家族化や高齢出産の増加などから、自身の子どもや孫との接し方がわからないのではないかと思うような場面に遭遇する機会が増えたという。「病児保育は就労支援だけでなく、さまざまな視点から問題を抱えている家族に寄り添っていくべき」と村社さん。市内6施設で情報を共有し合い、知識を高め合い、地域の子育て支援に貢献することを目的に、年数回の集まりや研修会を行っていくという。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 総会の様子

  • 松戸徹市長

  • 佐野医院「オー・キッズ」代表とスタッフ

  • さくら保育園内「アイリスルーム」代表とスタッフ

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MyFuna編集部

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