2019年04月08日 配信

4/8(月)御滝不動尊で15回目の「高野太鼓&御滝ソーランまつり」

記念式典も開催

 高野台自治会地区の春の風物詩ともいえる「高野太鼓&御滝ソーランまつり」が4月7日、御滝不動尊(船橋市金杉6-25-1)の境内広場で桜満開の中開催された。

 同祭りの会長を務めるのは、大久保春雄さん。市内高野台に住む大久保さんは、子ども和太鼓団体「高野太鼓」を22年前に立ち上げ、同祭りも今年で15回目を迎えるということで「15周年式典」も開催され、松戸徹市長も来場した。

 大久保さんは、「子どもたちに発表の場を作り、地域活性化を図ることが目的で、最初は10人ほどで始めました」と話す。それから2011年の東日本大震災後は、復興支援のためにも募金活動を通して、また「復興太鼓」として被災地復興への思いを太鼓にのせて、開催を続けているという。

 今年出演したのは、市内の和太鼓チーム4団体、よさこいソーラン7団体、御滝中学校管弦楽部、ばか面踊り交流会で、総勢300人以上がステージに立ち、会場を盛り上げた。

 船橋には、和太鼓団体が約30あるというが、横のつながりがほとんどないため昨年、大久保さんが新たに「船橋和太鼓連盟」を立ち上げた。8団体が加入し、うち4団体(「子供和太鼓 高野太鼓」「楽遊集 さくら太鼓」「みぞれ流船橋芝六太鼓」「鼓杉会」)が参加した。

 よさこいソーランの演舞は午前と午後に分かれ、「心ソーラン」「READ舞神楽ジュニア」「健舞人の会」「元気舞心」「がむしゃら」「維新 心ひとつ」「座よさこい一座」が参加。

 高野太鼓副会長兼実行委員長の牧野康明さんは、10年前から家族5人で出演しているという。「この日のために、子どもから大人まで総勢70人のメンバーが、年明けから週2回2時間半の練習をしてきた」と話す。

 太鼓は楽譜がなく伴奏もないので、息を合わせることが難しい。だからこそ、決まった瞬間に一番喜びを感じるという。子どもの限りない可能性と経験豊富な大人との出会い、また大人同士の交流の場として、「楽しく元気な活動」をモットーにしているという。「太鼓は大きな音がするため、地域の方のご理解に深く感謝している」と牧野さん。

 小学5年生の息子の演奏を見守る主婦は「小学2年生から太鼓を始め、放課後の練習を楽しんで、充実した日々を送っている」と話す。

 これから夏まつりシーズンには、30カ所での演奏を予定しているという。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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  • 式典であいさつする大久保春雄さん

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MyFuna編集部

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