2019年04月06日 配信

4/6(土)市内の桜名所スポットが最盛期
気候・天候に恵まれ各地に多くの花見客

 船橋市内の桜が見頃を迎え、市内各所の花見スポットは多くの人出でにぎわいを見せている。

 市内の花見スポットを代表する海老川ジョギングロード(夏見5丁目近辺~市場2丁目近辺)の桜並木には露店が60台以上も出店。天候に恵まれた6日は、多くの花見客が写真撮影に興じ、模擬店での買い物を楽しんだ。

 付近には駐車場が少ないため、例年農道に駐車したり自転車道走行帯へ駐停車するなどで近隣住民や通行者から通報が入り警察が介入するなどの問題も起きている。

 「船橋市場や農協の駐車場に駐車して花見に参加する観覧客も多いようだが、利用の際に施設に一声かける、コインパーキングなどの施設を利用する、駅から海老川沿いを歩いてみるなどちょっと気遣いをするだけでお互いに楽しく過ごせると思う」と、近隣住民。

 船橋駅北口から徒歩2分程度の天沼弁天池公園では、近隣住民の家族連れや学生らがレジャーシートなどを敷き花見を楽しむ様子が見られた。噴水のあるエリアで子どもたちが遊びながらママたちが談笑する姿が見られる。

 海老川水系の支流、長津川上流にある長津川公園では、満開の桜の薄いピンクと黄色い菜の花、紫色をしたムラサキハナナ(オオアラセイトウ属)とみられる花のコラボを楽しむことができるのが特徴。ペットの散歩に訪れながら花見を楽しむ人たちの姿やジョギング道が整備されているのでトレーニング途中に花を撮影する姿もみられる。

 同公園に専用駐車場があり、隣接してディスカウントストアーがあることなどから毎年多くの花見客が訪れている。この付近には、同じく桜の名所としてあげられる行田公園もあり、こちらも駐車場が併設になっておりJAが経営する農産物直売所の「ふなっこ畑」がすぐ近くにある事から人気の高い花見スポットになっている。

 また、成田空港に近い当市には海外からも多くの花見客が訪れる。駅付近のビジネスホテルには成田空港からの花見客が多く宿泊、特にアジア圏、ヨーロッパ圏、アメリカなどからの観光客が多くみられ花見の最盛期にあたるこの時期に合わせて来日して観光しているようだ。

 「せっかく世界の人が花見を楽しみに来てくれているのだから、気持ちよく観光してもらいたい。譲り合いの気持ちや思いやりの気持ちがあればみんなで楽しく過ごせるはず」と船橋市観光協会の関係者。

 いずれの花見会場でもごみの持ち帰りや処理、渋滞や路上駐車の問題がSNSなどを中心に取り上げられ多くのコメントが寄せられている。きれいな花、美しい景色の思い出と一緒に食べたもののゴミも持ち帰る余裕があるとますます花見を楽しめそうだ。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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