2019年04月04日 配信

店舗外観

4/4(木)楽器店ミュージックポルテがリニューアル

より高度なリペアにも対応可能に

 サックスと木管楽器の専門店「ミュージックポルテ」(船橋市本町7-4-15、TEL 047-409-3792)が3月26日、約1カ月の改装期間を経てリニューアルオープンした。

 同店オープンは2013年9月。代表の杉本研さんは、習志野高校卒業生。音楽人口の多い船橋を選んで開業した。オープン当時は杉本さんが仲間たちと力を合わせてDIYで内装を整えたが、オープンから5年以上が経過しリペア(修理・調整)依頼が増えていくにつれて、持ち込まれる楽器やリペア機材が増えてきた。

 その結果、販売商品の前に楽器ケースが並んで見づらくなる、工房スペースが手狭になる、といったレイアウト上の問題が生じるようになったという。そこで今回、ボランティアが縁で知り合った一級建築士事務所「堀川設計舎」の力を借りて、内装の全面リニューアルに取り組んだ。

 リニューアルに際してこだわったポイントの一つが、工房スペースを広く確保すること。これによりパーツ作成にもスムーズに取り組めるようになった。

 「サックスは細かい部品を交換するだけでも音色が変わる。工房スペースが広くなったことで、きちんとリペアすることを基本としつつ、お客さまの要望に合わせたパーツ作成なども提案できるようになった」と杉本さん。最近増えてきているビンテージ楽器のリペアにもより柔軟に対応できるようになったという。

 リニューアルのもう一つのポイントが「販売楽器を映えるように見せる」こと。これまでは販売楽器は店舗の奥に配置されていたが、それらを入口すぐのショーケースに展示できるようになり、サックスなどを扱っている楽器店であることが外からでも一目で分かるようになったという。

 「店名のポルテはフランス語で扉の意味。この店が新しい音楽や仲間との出会いの扉となってほしいという想いを込めた。店の外からサックスを見た人が、かっこいい、やってみたいと楽器を手に取ってくれたらうれしい」と杉本さん。

 営業時間は11時~19時。毎週木曜、第1・第4水曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 代表の杉本さん

  • 広くなった工房スペース

  • 外から見える楽器たち

  • 店内の様子

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MyFuna編集部

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