2019年03月27日 配信

3/27(水)船橋市場内の市場カフェで「おじさん珈琲」研修
「カフェオーナーになりたい」夢の実現を後押し

 船橋市地方卸売市場内の関連棟店舗「市場カフェ」(船橋市市場1-8-1、TEL047-409-1877)で3月27日、「おじさん珈琲」の研修が行われた。

 「おじさん珈琲」とは、会社員やサラリーマン、自営業でも飲食店以外の業種、カフェ以外の店舗経営者などの妙齢男性を対象にした企画。

 「将来カフェオーナーになるのが夢だった」「毎朝コーヒーを淹れているけど、人にコーヒーを提供してみたい」といった小さな夢の実現や、「人の悩みを聞いてあげられる仕事に就きたかった」という思いを持った人たちに向けての小商いインキュベーションを実現しようという目的で研修を企画。今回の研修には2人の受講生が参加した。

 研修は、「初級」「中級」「上級」の3段階を計画しており、今回行われたのは「初級」講座。「初級」では、ハンドドリップコーヒーを淹れるにあたっての温度管理、湯量調節、豆の管理といった基礎的な知識を中心に講習。実際にドリップケトルを使っての湯量調節などを練習した。

 フィルターの違いによるコーヒーの味や風味の変化、温度や粉量による味の変化などを飲み比べるなどコーヒーを淹れる上での最低限度の知識を2時間の講座に凝縮して情報提供した。

 研修を修了した2人は、4月10日にイオンタウン新船橋(船橋市北本町1-19-50)の2階で展開されている「もぐもぐマルシェ」に夕方からキッチンカーで出店、研修を受講した市場カフェのスタッフとしてコーヒーをふるまう。

 数回にわたって同所でコーヒーをふるまう経験を積み、「中級」に進む場合は、喫茶営業許可取得が可能なコーヒー屋台、コーヒーを提供するために最低限の道具をメーカーとのタイアップで用意、船橋コーヒータウン化計画メンバーが講師となった「専門講習」をセットにしたパッケージでカフェ経営やコーヒーに関する知識をさらに深めることができるという。

 「専門講習」では、「ネルドリップ」「エアロプレス」「サイフォン」「ラテアート」「移動販売」「焙煎」「コーヒーカクテル」などのメニューを用意する予定で計画中。講習受講後は、豆の仕入れ先も紹介し、すぐにでも営業開始できるよう出店先も紹介するという。

 「現在、イオンタウン新船橋のもぐもぐマルシェ以外にも住宅展示場や住宅メーカー、マンションメーカーからもお問い合わせ頂いています。コーヒーを通じた街づくりを目指すコーヒータウン化計画メンバーと協力しながら市内にたくさんの『場』を提供していければ」と市場カフェマスターの山崎健太朗さん(42)。「会社で嫌なことがあっても週末におじさん珈琲として活躍の場を持っている事でストレスの軽減につながる人が出てきたらうれしい」とも。

 次回の「おじさん珈琲」研修「初級」は、4月10日12時から市場カフェで実施予定。定員5人。「おじさん」なので妙齢男性対象ではあるが、同じく妙齢の女性、中高生(男女)でも興味のある方から相談があれば応じるという。

 申し込みは、フェイスブックの公式ページ「市場カフェ」のイベントページから。同店の公式ホームページはこちら。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • フェイスブックのイベントページで公募した

  • イオンタウン新船橋にOPENした定期開催のマルシェ「もぐもぐマルシェ」

  • おじさん珈琲は夕方から出店予定

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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