2019年03月26日 配信

大穴出身の宮下さんが店主を務める「魚人」

3/26(火)北習志野駅近くに魚料理と地酒の「大衆料理魚人(うおんちゅ)」
酒好きが酒飲みの為に作った魚料理専門店

 北習志野駅近くにオープンした「日曜日だったら昼から呑める」と酒好きが集まる魚料理と地酒の「大衆居酒屋魚人(うおんちゅ)」(船橋市習志野台3-18-3、TEL047-779-0696)が開店から半年、地元出身の常連客が集まる店として話題になっている。

 店内は、大きなカウンターをメインに10席、テーブルに10席の合計20席。カウンターは一人~二人でやってくる客が多いという。「お客さんとお客さんがちょっと会話を交わすと、お互いに地元同士だったりする。共通の知り合いがいたりする」のが特徴という地元(高根、大穴、習志野台、古和釜地域が特に)出身者の来店比率が高い店だという。

 同店の店主・宮下紀和さん(47)は、地元大穴北小学校、大穴中学校を卒業。そのまま、市内の二和高校野球部卒業という生粋の地元っ子。自動車整備の専門学校を卒業後、大手メーカー系の企業に就職したがすぐに習志野台に本部を構える鮮魚専門会社「魚次(うおつぐ)」に転職。

 基礎から10年間魚について学び、市内の三咲に本部を構えるスーパーマーケットチェーン「ランドローム」でも15年ほど鮮魚小売りの経験を積んだ。この頃から「いつかは酒好きが満足して飲める店を出したいな」と、ぼんやりと理想の店を思い描いていたという。

 独立に際し、「魚を生から調理して、刺身はもちろん、煮たり、焼いたり…と、魚を余すところなく調理して出してくれる、酒に合う魚料理を出してくれる店にしたかった」という自分の夢と理想をフルに詰め込んだ。「自分が酒を飲むときに昼から呑める店を探していた」と日曜日限定での昼呑みも始めた。

 日本酒・焼酎は、それぞれ8~10種の銘柄を常備するという。季節によって限定商品や銘柄を入れ替えているという。ランチでも呑める店として定着しつつあるそうで、「女性客がランチで一人ご来店され、日本酒を召し上がる事もしばしばあります」と宮下さん。北習志野駅界隈に昼から呑める店がないことから「昼呑み」は好評のようだ。

 26日には、常連客と一緒に企画した「のみ比べの会」も開催。多くの常連客が予約し、成田の醸造元・鍋店(なべだな)の「不動」から銘柄5種類を用意、チェイサーには仕込み水を用意。これに合わせた魚料理各種を提供した。

 この日、日本酒呑み比べの会に参加した40代の男性客は、「魚料理がうまいので毎週来ている、今回のような趣向も楽しいのでまた開催してほしい」と感想を語った。

 同店の営業時間は、11時半~13時半、17時~客足が途絶えるまで営業。日曜日の夜のみ定休(昼は11時~夕方まで営業している)。

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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