2019年03月18日 配信

最後は参加者全員で読経

3/18(月)三咲霊園で8回目の写経会に過去最多の参加者

参加者同士のつながりも

 ふなばしアンデルセン公園近くにある三咲霊園(船橋市楠が山町275-1)で、3月15日、8回目となる写経会が開催され、これまでの開催で最多となる13人が参加した。

 同霊園では4年前から写経会を始め、半年に1回ほどのペースで開催してきた。そのきっかけは霊園利用者でもある市内在住の主婦・袴田さんが同霊園を運営する石和石材(船橋市馬込町1193)社長の金子和哉さんに「みんなでやりましょうよ」と声を掛けたことからだという。

 もともと金子さんは1人で勤務前に写経を続けていた。そのことを霊園利用者に配布する「三咲通信」で少し紹介したり、自身のブログ「走る石屋の社長ブログ」にも綴っていた。袴田さんも寺社で開催される写経会に何度か参加していたという。三咲通信を見た袴田さんは、どうせ写経をやるんだったら何人かと一緒にしたらどうだろう?と思っていたという。同霊園ではコミュニティスペースを利用して、利用者向けかざり寿司講座やヨガなど不定期で講習会を開催し、そこに金子さんも同席していた。あるとき、袴田さんが講座に参加した際、金子さんに直接「写経会をやりましょうよ」と声をかけ、すぐに開催が決まったのだという。

 最初は5、6人程度の参加者だったが、今回は13人が参加。金子さんは「利用者さん同士が何度か参加しているうちにお互い顔見知りになり、一緒にほかの場所へ出掛けるようなこともあって、涙が出そうだった」と話す。

 写経会は寺社によって500円や1000円、京都のお寺などでは3000円納めるところもあるというが、同霊園での写経会参加費は200円で、筆ペンも貸与される。「これじゃほとんどボランティアよね」と袴田さんは心配する。

 最初に参加者同士が自己紹介をし、そのあと個々に「般若心経」を写経をする。「宗派を問わない唯一のお経」とも言われる般若心経。書き終えると、参加者は全員で声をそろえて「般若心経」を唱えた。

 初めて写経会に参加した市内在住の40代女性は「一度参加してみたかった。正座をしなくていいのが助かったし、毛筆を使うのがあまりにも非日常で心配だったが、意外とできるもんなんだなとわかった」と話し、袴田さんは「写経もいいんだけど、お経を読み上げる金子さんの声がいい。お坊さんにも向いていると思うわ」と笑顔で話した。

 同霊園のコミュニティスペースを使って、次回は利用者向けに5月15日にそば打ち講座を予定する。同日には「誰でも同園に立ち寄れるためのイベント」として「縁日みさきや(仮称)」も開催予定する。仮設の駄菓子屋や種追う規模なマルシェなど周辺地域で活躍する街づくりに興味がある人たちを引き込みながらコミュニティスペースの有効活用を目指していくという。

  • 参加者全員で記念撮影も

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