2019年02月19日 配信

個別指導の様子

2/19(火)日中一時支援事業認可施設「kiitos(キートス)」で新体制

発達段階に応じた教育支援も

 日中一時支援事業認可施設「kiitos(キートス)」(船橋市前貝塚町1007−6、TEL 047−401−9708)が昨年6月、新たに同校の2階を改装し、一人一人個別に支援できる「児童発達支援・放課後等デイサービス」を開設した。

 同校は2015年8月に開設しているが、「日中一時支援」とは障がいのある子どもたちに、日中の活動の場を提供して、一時的な見守り等の支援を行う事業になる。

 店舗面積は、就学児教室約20坪、未就学児教室約20坪の合計40坪。定員は1日10人、対象となる児童は2~9歳までで、療育手帳や身体障害者手帳を持っている児童。療育の仕方は、個別療育を中心とした発達支援(1コマ45分)になる。

 代表の桑原良平さんは「今後は新規の児童も入ってくるかもしれませんが、現在は、もともと1階に通っている児童から希望者が一人一人マンツーマンでフォーカスできる個別支援をしています。部屋が個別で分かれ、それぞれの児童に合った授業を行っています」と話す。  

 児童発達管理責任の勝山浩一さんは、「積み木やカード、ドリルなどを使って、一人一人その子にあったレベルで授業をしていますが、授業の中でアッと驚く能力に驚かされます」と話す。「保護者が授業参観に来られたときに、我が子がいろいろなことができることに感心して帰られます」とも。

 障害を持った児童も少しずつの積み重ねで、いろいろとできるようになることを分かってほしい」とも話す。そして「幼児期からの体育や学習などは、健常のお子さんと同じように大切です」とも。

 「放課後等デイサービス」は珍しくはないというが、個別支援は少ないので重宝されているという。

 代表の桑原さんの前職は農業関係の仕事になるというが、「まだ未定だが、キートスの子どもたちが就労時に、農業関係の仕事への就労支援が当事業所でできたら」と、夢は広がる。

 営業時間は平日9時〜19時(日中一時支援)、9時30分〜18時30分(児童発達支援・放課後等デイサービス)。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 左から児童発達管理責任者・勝山さん、代表・桑原さん、管理者・羽田さん

  • 1階の様子

  • 教材

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MyFuna編集部

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