2019年02月18日 配信

シニア食堂で調理する参加者たち

2/18(月)塚田のシニア向けシェアハウスで「シニア食堂」

一緒に調理して交流を深める

 東武野田線塚田駅から徒歩約10分の住宅街の一角にある「オルシェ塚田」(船橋市前貝塚1011-10)で2月14日、高齢者向けの「シニア食堂」が開催された。

 「シニア食堂」とは、パートナーがいない高齢者が増える中、一緒に調理をして食事をしたり、食後のゲームを楽しんだりすることで高齢者同士の交流を持ち、孤独化を防ごうと千葉県流山市で主に活動するNPO法人 東葛地区婚活支援ネットワークが始めたもの。

 船橋市でも珍しい今回の「シニア食堂」は、同NPO法人の協力のもと、塚田駅近くの不動産・建築業の京葉エステートが主催。自社の運営する高齢者向けシェアハウス「オルシェ塚田」で開催され、10人が参加した。

 同日は料理研究家の大瀬由生子さん指導のもと、参加者全員で協力してランチを作った。「メニューは彩りもよく、おしゃれで簡単なものを心がけています。普段作らない料理を作ると脳の活性化にもつながります」と大瀬さん。食後には、笑いヨガや体を使ったゲームで笑顔の絶えない時間を過ごし、自己紹介をして交流をさらに深めた。「最初は恥ずかしかったり慣れなかったりしても、一緒に料理をして食事をしていくうちにみなさん笑顔になるのがうれしいです」と同NPO法人副代表の松澤知沙さん。

 会場となった「オルシェ塚田」は、65歳以上を対象にした賃貸住宅の新築シェアハウス。今年2月に完成し、3月から入居可能となる。1階はトイレ、洗面所、エアコン付きのワンルームが7室。キッチン、浴室は共同使用で賃貸料は光熱費込みで6.2万円となる。2階はグループホーム施設として活用する予定。住居内には火災通報専用電話機、スプリンクラーを設置し、バリアフリーなど高齢者の安全に特化した造りになっている。

 京葉エステートの高橋弘明社長は「母親が1人で生活しているのを見て、寂しそうだなと思っていたこともあり、その時にシニア食堂のことを知り、これだと思いました」とシニア食堂を始めたきっかけを話した。また、「このシェアハウスのコンセプトは『ワンモアダンス』。年をとって1人になっても最期まで自分のために楽しい生活が送れるよう、共同する生活を楽しんでもらえればうれしいし、こういう家もあるんだということを知ってもらえれば」と話した。

 同社は住宅業界から考える高齢者福祉に力を入れている。シニアシェアハウスは入居者同志の健康状態を確認し合い、社会問題化しつつある老人の孤独死をなくし、交流する場としても活用することができる。

 「3月と4月にもシニア食堂を開催する予定なので、たくさんの人に来てほしいです」と同社の須田昌也さん。

 次回シニア食堂は3月14日開催。参加費500円。申込は、京葉エステート(TEL047-429-7272 担当:須田)まで。

  • 会場となったオルシェ塚田

  • 調理の後はみんなで食事

  • 笑いヨガの様子

  • シェアハウスの室内

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