2019年02月13日 配信

これだけ入って1000円のサービスパック(ヤマタ農園)

2/13(水)市内のイチゴ農家がシーズンイン 

各所で直売所やイチゴ狩り始まる 

 2月に入り、市内のイチゴ農家で収穫シーズンを迎え、各所でイチゴの直売やイチゴ狩りが始まっている。

 市内北部・国道16号線沿いにハウスを構えるイチゴ農家のひとつ「ヤマタ農園」(小野田町723-4、TEL 047-457-0513)は、時期になると知人の梨農家「豊田園」の直売所(船橋市二和東3-7-24 コジマ×ビックカメラ船橋店駐車場内)を借りたサテライト販売を開始する。例年1月中にサテライト販売を開始しているが、今年は2月10日から二和での販売を開始した。

 同所では普段は立たない「いちご」のノボリが立つと、来店客が続々と車を停めて店先へ。「おじさん、今年は遅かったじゃない。待ってたよ」と心待ちにしていた様子が見受けられた。園主の角頼(かくらい)さんは「まだそんなに大きくないけどね」と「あきひめ」と「やよいひめ」の2種類のイチゴを小野田町から持ってきて販売する。「この辺りに住んでる人にとっては、小野田まで来るのは遠いでしょ?」と角頼さんは笑顔を見せる。

 今の時期は、大振りで粒のそろったイチゴが4パック入ったものを2300円で販売。収穫量が増えてくるともう少し値段が下がるという。また、同店での目玉は「サービスパック」と呼ばれる不揃いでちょっと小ぶりなイチゴが無造作に2パック強入ったもの。1箱1000円からともあり、開店からわずか30分ほどで売り切れとなった。

 一方、西船橋にある「石井農園 Erdbeere(エルドヴェアー)」(船橋市本郷町516-1)では今月9日からイチゴ狩りを開始した。同園のツイッターによると初日には「雪の降る中、キャンセルもほとんどなく、100人以上のお客様にお越しいただきました」と発表。同園では千葉県の品種「ピーチベリー」や「チーバベリー」も栽培する。さらに船橋ビール醸造所(船橋市西船4-29-9)では同園のイチゴを使ったフルーツエールを醸造中だという。

 そのほか、市内を走る新京成電鉄では「新京成で行く『いちご狩り』」を1月20日から開催中。各駅で配布しているチラシのアンケート欄に記入して提携園へ提示すると、料金が1人100円引きになるというもの。市内の農家で同企画と提携している園は以下の通り:
・石井園(船橋市二和西5-19-31)
・丘の上の苺園(船橋市大穴北6-30-1)
・まるじん農園(船橋市旭町3-12-21)
・田久保農園(船橋市前原東2-9)
 同企画は5月末まで実施予定。各園でのイチゴの直売も5月末ごろまでが目安となる。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • この時期だけ現れる、ヤマタ農園の直売所

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MyFuna編集部

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