2019年02月06日 配信

小中学校合同吹奏楽の様子

2/6(水)船橋アリーナで「第26回千人の音楽祭」

約2,000人の出演者が最後の「平成」を音楽で飾る

 船橋アリーナ(船橋市習志野台7-5-1)で2月3日、音楽イベント「第26回音楽のまち・ふなばし 千人の音楽祭」が行われた。

 今回の音楽祭は、全米大会優勝の実績を持つ「ふなばしチアリーディングクラブSKEWES」によるチアダンスで幕を開け、船橋をメインに活動する歌手・横洲かおるさんが司会を担当した。

 小中学校合同吹奏楽、小学校合唱、小中学校合同マーチング、小中学校合同オーケストラでは、学校の枠を超えて様々な小中学生たちが共演。そのほか、船橋市のジャズの祭典「バンドスタンド船橋」出演メンバーによるビッグバンド演奏、「REDA舞神楽」による鳴子踊り、「Sunnyside Gospel Club」によるゴスペル演奏、「船橋市三曲協会」と一般公募メンバーによる邦楽演奏、「みぞれ流 船橋芝六太鼓」による和太鼓演奏など、様々なジャンルの音楽団体がや演目を披露。

 世代を超えた企画として、市内の吹奏楽団の団員たちと一般公募メンバーで結成された「ふなばし千人吹奏楽団」と、市内3つの小学校の吹奏楽部員たちによる合同演奏も。この日のために、事前に各吹奏楽団のメンバーがそれぞれの小学校を訪問してワークショップを開催するという、初の試みを経てのステージとなった。

 もう一つの世代間交流企画である一般オーケストラ・中学校合唱・ふなばし市民合唱団合同ステージでは、千葉県出身の指揮者である鈴木衛さんがタクトを振り、ボロディン作曲の「ポロヴェツ人の踊り」を演奏。

 グランドフィナーレは「”平成”を想う~時代の響きはその彼方へ~」と題して、作曲家の池田有輝さんがこの日のために編曲した「平成メドレー」を、一般オーケストラ・一般吹奏楽・ふなばし市民合唱団の合同演奏をバックに、横州かおるさん・小松優一さん・藤崎明香さんなど船橋市出身の歌手がを歌い上げた。

 音楽祭最後のプログラムは「船橋ドドンパ」。昨年10月に行われた「ふなばしミュージックストリート」でコンテストを勝ち抜いた関玲央菜さんと、入山祥己さんによる熱い歌声で会場の盛り上がりも最高潮を迎え、急遽アンコールとしてDA PUMPの「U.S.A」がもう一度演奏されて音楽祭は幕を閉じた。

 終演後、同イベントの実行委員長を務めた菅野健次さん(53)は「演奏の盛り上がりはもちろんのこと、裏方のスタッフの頑張りもあってほぼオンタイムでイベントが進行できたのが本当に素晴らしかった。これだけ大きな規模で、様々な団体・メンバーが関わって作り上げられているハイレベルな音楽祭は、世界にも誇れるものだと思う」と話す。

 菅野さんは次回イベントでも引き続き実行委員長を務めることが決まっており「来年は2020年のオリンピックをテーマにした企画が検討されているので、ぜひ楽しみにしてほしい。」と、早くも次に向けた意気込みを話した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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  • グランドフィナーレの様子2

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MyFuna編集部

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