2018年12月21日 配信

松戸市長と受賞者の皆さん

12/21(金)船橋消防局が「消防防災技術賞」を受賞

火災現場の調査から火災予防へ

 船橋消防局(船橋市湊町2-6-10)は消防庁主催「平成30年度消防防災科学技術賞」の「消防職員における原因調査事例」で優秀賞を11月21日に受賞し、表彰を受けた職員5人が12月19日、松戸徹船橋市長に受賞の報告のため船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)を訪れた。

 同賞は消防防災科学技術の高度化と消防防災活動の活性化に資することを目的として、「消防防災機器等の優れた開発・改良を行った者」、「消防防災科学に関する優れた論文を著した者」及び「原因調査に関する優れた事例報告を著した者」を消防庁長官が表彰する制度で、1997年から実施されている。船橋消防局は「消防職員による原因調査事例」では4回目の受賞となる。

 受賞したのは、中央消防署の嶌津晃二さん、菅野義徳さん、八木隆一郎さん、石川雅和さんと消防局予防課の佐藤広佳さん。昨年船橋市内で発生した飲食店の厨房内にある業務用中華レンジから出火した火災で、現場見分では原因が確認できなかったが、製造業者の協力を得て船橋署が実験を行ったところ、機器に不具合があることが判明。過去に同様の火災が2件発生していたことから早急な予防対策を船橋消防局が製造業者に要望したところ、従業員への機器研修及び改良機が新規導入され、具体的な対策が図られた事案である。

 嶌津さんは、「火災消火の後にどのように火事につながったのか原因となる痕跡を何カ所か見つけ、それを立証するためにメーカーに協力していただき実験を行い、しっかり原因究明をすることが予防対策につながった」と話した。

 松戸市長は「皆さんの努力に対して敬意を表したい。火災の原因をしっかり究明して、製品の改良に結びついた功績は本当に大きなものだと思う。伝統になりつつあるこのような取り組みを後輩の皆さんにも指導していっていただきたい」と職員らに感謝の意を述べ、激励した。

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