12/10(月)プロ野球巨人軍などで活躍した林昌範選手が船橋で第二の人生
現在は船橋中央自動車学校の営業部長に
プロ野球選手として活躍した林昌範さん(35)が、今年の1月4日に船橋中央自動車学校(船橋市飯山満町2-635、TEL047-464-3421)の営業部長に就任し、野球ファンや地元の間で話題となっている。
林さんは七林中学校、市立船橋高校出身で、高校卒業後はピッチャーとして巨人、日本ハム、横浜DeNAで活躍していたが、昨年12月にファンに惜しまれつつも引退。現在はプロ野球の解説やコーチとして活躍する傍ら、林さんの父親が経営する船橋中央自動車学校の営業部長として日々奮闘している。
「自動車学校にいつか自分も関わるというのは、小さい頃から頭の片隅にはありましたが、野球一筋だったので、現役の時は全く考えていませんでした」と林さん。「引退を機に父から手伝ってくれとの話があり、迷いはありましたが自分のできる範囲でやっていこうと決意しました」と話す。
同校は1971年に開校。鎌ヶ谷市にも姉妹校があり、現在鎌ヶ谷唯一の自動車学校となっている。開校当初から勤務している職員も多く、林さんが免許を取得した際の教官も今まだ現役だという。「いろいろ覚えなければいけないことが多くて。パソコンも勉強中です」とほほ笑む林さん。営業部長としての1年を振り返って「組織の中で仕事をするというのは選手時代も教習所も同じ。ここで働く人がよりよい環境で働けるようにするにはどうすればよいかを考えています。また、教習所に通うのは、大体の人にとっては人生で一度きりのこと。ここに通ってよかったと思えるような環境づくりにも力をいれていきたい」と話した。
186センチメートルという長身なので、教習所に入るとひときわ目を引く。「サインを依頼されたり、ファンレターを頂くこともあります。野球を通してこの教習所を知るきっかけになってもらえればうれしいですね」と林さん。
今年の3月に、母校の七林中学校で「夢を見つける方法」というタイトルで授業を行った。「今は東京から通勤していますが、生まれ育った船橋に自分ができることで恩返ししていきたい」と話した。
営業時間9時~20時(日曜は19時、祝日は18時まで)、月曜定休
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