2018年11月21日 配信

講師の平野浩彦さん

11/21(水)保健福祉センターで歯科医師会が市民公開講座「いつまでも食べられる口づくり オーラルフレイル予防」
船橋・鎌ヶ谷の市民中心に122人が参加

 船橋市保健福祉センター(船橋市北本町1-16-55)の2階大会議室で11月18日、船橋歯科医師会主催による市民公開講座「いつまでも食べられる口づくり オーラルフレイル予防」が行われ、122人が参加した。

 主催の公益社団法人船橋歯科医師会は、船橋・鎌ケ谷市民を対象として健康維持や増進、口に関する知識の向上のために、平成17年から年に1回「市民公開講座」を開催している。

 第14回目となる今回は、東京都健康長寿医療センターの歯科口腔外科部長でもあり、テレビ出演や多くの著書を出しているオーラルフレイルに関する第一人者・平野浩彦さんを講師に迎え、「いつまでも食べられる口づくり オーラルフレイル予防」という演題の講座を開催。同会会長の尾崎隆さんが「楽しみながら学んでほしい」とあいさつを行い開会した。

 まず「フレイル」という言葉を紹介。「フレイル」は日本老年医学会が提唱しており、「虚弱」という意味を表す。要介護高齢者にならないために、「フレイル」を早く発見することが必要だという。そのためのチェック項目、(1)筋力が弱くなる(2)倦怠感さらに日常生活がおっくうになる(3)活動量が低下(4)歩行機能が低下(5)体重が減少、が紹介された。このうち1~2つあてはまると「前虚弱」、3つ以上で「虚弱」が疑われる。「フレイルを早く発見して早期治療をすることが何よりも大事」と平野さん。

 また認知症予防に有効な、2つのことを同時に行う「デュアルタスク」が紹介された。実際に、参加者全員で座ったまま足踏みをしながらじゃんけんをして「デュアルタスク」を体験した。

 次に口腔機能の低下(滑舌低下、食べこぼし、わずかなむせ、かめない食品が増える)から始まる「オーラルフレイル」についての説明があった。「オーラルフレイル」は身体の衰えと大きく関わっており、早めに気づき対応する事が大切だという。口の健康を保つためのトレーニング方法が紹介され、参加者全員で「かくかくがくがく」「ぱらぱらばらばら」など声をだしてトレーニングした。

 平野さんによると、3カ月続けることで滑舌がよくなるなど効果が出始め、6か月後には顔の表情もよくなるなど実際の写真が紹介され、参加者からは驚きの声があがった。

 平野さんは「噛み応えのあるものを一品でも食事に加えるなど早めに予防をして、一生美味しく食べて健康でいてほしいというのが歯科医師たちの願いです」と話した。

  • 尾崎会長

  • 噛むときの筋肉の動きを確認

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