11/15(木)船橋在住の山下さんがライトノベル「カワイイ天狼の育て方」出版
小学生時代からの夢を実現し作家デビューへ
船橋市内に住む山下泰昌さんがライトノベル「カワイイ天狼(オル)の育て方」を11月30日に出版、長年の夢だった作家デビューを果たす。
山下さんは、船橋市内在住・勤務の男性。名前(ペンネームなのか本名なのかは非公開)以外は普段どのような仕事をしているか、年齢なども非公開だという。「ま、調べればすぐにわかっちゃうんですけどね」と、屈託のない笑顔でさらりと記者の質問を躱す山下さん。
今回出版した「カワイイ天狼の育て方」は、文庫本サイズの381ページ。表紙と、巻頭に登場するヒロインをイメージしたカラーイラストが使われている。定価は640円(税別)で、全国各地の書店やインターネット通販で販売開始する。SBクリエイティブのGA文庫として発行。初版の発行部数は「他の作家さんとの兼ね合いもあると思うので非公開」(山下さん)だという。
山下さんは、小学校時代から文章を書くことが好きで作家になることを夢見続け、大学生頃から出版社への年1作品程度の持ち込みを始めたという。仕事が忙しくて執筆作業から遠のいていた時期も5年ほどあったという。2013年頃、先輩作家たちに作家になる夢について相談した際、「受賞までに毎年5~6本書いていたよ」「いくつかの賞に同時に応募してみたら」と、激励され再びペンをとるようになったという。
仕事を終えてから毎晩2時間~3時間の執筆作業を続け、毎年数本の作品を賞に応募し続けたというが、このほどGA文庫激励賞を受賞。これを機に今回の出版が決まった。
GA文庫は、ライトノベルに特化したSBクリエイティブ(旧ソフトバンククリエイティブ)のレーベルで、同社はメディアミックスなどを駆使した展開で業容を拡大しているソフトバンク傘下の出版社。
著書は、異世界と主人公たちの住む世界が突然つながってしまうという設定の異世界ファンタジー。能力が高く自由奔放という魅力的なヒロインとそれをサポートする論理的な主人公が繰り広げるレース。その裏側に画策される人間模様の描き方が高評価を得て受賞になったという。ヒロインと主人公たちを待ち受けるトラブルが互いの絆を強くし、ゴールを目指す過程でヒロインが抱える過去が明らかになっていくという展開に注目が集まりそうだ。
すでに全国の書店では先行販売も始まっており、船橋市内では船橋駅南口のときわ書房本店で取り扱いがあり平積み販売されているが、売れ行きは好調だという。
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