2018年11月11日 配信

11/11(日)船橋市地方卸売市場で第51回農水産祭
天候・気候に恵まれ2万2000人が来場

 船橋市地方卸売市場(船橋市市場1-8-1)で11月11日、今年51回目となる農水産祭が行われ近年最高の2万2000人が来場した。

 同祭には、船橋市内で活躍する農水産業の各種団体が出店。生産者が消費者と直接コミュニケーションをとりながら農水産物を購入することができるとあって、多くの船橋市民が毎年楽しみにしている企画。

 近年は、曇天や雨天、肌寒い気候などのために来場者数が振るわなかったというが、「今年は晴天と暖かい気候で多くの市民がやってきてくれた。同日に大きなイベントがなかったのも大きい」と、市場関係は喜びを表した。主催者発表では今年の来場者は2万2000人。

 市場内の中央北寄りにある大屋根下の青果仲卸会社の売場前には地元ケーブルテレビ局「J-COM」、郵便局などの地元企業や市船アスリートウォーターをPRする市立船橋高校商業科のブースなどが並んだ。水産仲卸会社の並ぶエリアの前には農水産業の関係各団体が出店。生産者や市場関係者が自ら農産物や水産物などを販売したほか、先の梨大玉コンテスト出品の梨が展示された。

 また、市場内西寄りの駐車場エリアでは船橋市漁業協同組合の三番瀬みなとやの移動販売車「三番瀬直送号」、東北復興支援団体の「千葉ふなボランティアネットワーク」による牡蠣の販売、ホンビノス貝の浜焼きやみそ汁などが人気を集めた。

 例年、この日の営業を控えている関連商業組合棟の店舗の中からも駄菓子問屋として集客力の高い山下商店、飲料販売の丸富商店、食堂街の数店舗が営業したほか、関連棟の有志らによるわなげゲーム出店、市場の案内所兼カフェスペースとして稼働する市場カフェによるイベントなどでにぎわいを演出した。

 海老川沿いの本部横に設置されたステージでは、小松菜やホンビノス貝のPRソングや和太鼓の演奏などが披露された。市場のイベントで人気の高い「まぐろの解体ショー」などにも多くの人が集まった。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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