10/21(日)船橋大神宮で毎年恒例の奉納相撲
熱い取り組みに観戦者からの大歓声
船橋大神宮(船橋市宮本5-2-1)で10月20日、毎年恒例の奉納相撲が行われ、全国各地から約50人が参加し、秋晴れの中大いににぎわいをみせた。
昨年は雨のため中止になったが、今年は天候に恵まれ、150人を超える来場者が相撲を楽しんだ。
この奉納相撲は、天正18(1590)年に徳川家康が東金へ鷹狩りに行く途中、船橋御殿に宿泊した際、家康をもてなすために地元住民らが漁師の子どもたちを集めて相撲を取る姿を見せたことが起源といわれている。これを大いに喜んだ家康は、船橋大神宮に奉納し、それ以降は毎年10月20日の船橋大神宮例祭に合わせて行われている。
今年は開催日が土曜日だったため、福岡や神戸など遠方からの参加者も多かった。静岡から来たと話す参加者は「ちょうど仕事が休みだったので、初めて参加しました。なかなかこういう土俵で相撲を取る機会はないのでうれしい」と笑顔で話した。
また、関東大会の出場経験をもつ旭中学校3年の島村航太くんや世界大会出場経験をもつ柏市の西島悠来くん(小6)らも参加。「大人との取り組みはなかなかないので、いい経験でした」と話した。
午前中に個人戦では全員が勝つまで取り組みが行われ、全員に報酬が渡された。午後の団体戦は10組が参加。土俵では熱戦が繰り広げられ、来場者たちは歓声をあげながら盛り上がりを見せた。
「今年はお天気でよかった。間近で相撲を見るのは、なかなかない機会ですからね」と毎年見に来ていると話す近所に住む70代の主婦。昼ごろには、参加者や来場者に地元自治会による赤飯やみそ汁、甘酒が振る舞われた。
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