2018年10月06日 配信

紅葉前に葉が落ちた桜並木

10/6(土)台風24号による塩害は樹木にも

アンデルセン公園の「コスモスまつり」は予定通り10月末まで開催

 9月29日から30日にかけて関東地方を通過した台風24号の海水を含んだ暴風による塩害は、市内の樹木にも及んでいる。

 「ふなばしアンデルセン公園」(船橋市金堀町525)運営課花緑係の中村珠希さんは「特に広葉樹の南側の枝葉に塩害被害が見られ、葉が急に枯れて落ちてしまったものがあるが木が枯れたわけではないです」と話した。

 今の時期は、これから秋が深まるにつれ、木々の葉は赤や黄色へと紅葉が始まるところだが、今回の塩害により桜や銀杏などの葉は紅葉の時期を待たずに枯れ落ちている様子が市内のいたるところで見られる。市内の桜の名所である海老川遊歩道では、茶色くなった桜の葉がすっかり落ち、すでに冬のようにも見えるほど。船橋市運動公園(船橋市夏見)内では、倒木もみられた。

 ふなばしアンデルセン公園では10月2日から「コスモスまつり」が開催され、約20種類10万株のコスモスが見ごろを迎えている。中村さんは「コスモスも一部に台風の影響がありましたが、植え替えするなど手入れをし、お客様を迎えられるようにしています」とも。「コスモスまつり」は予定通り、今月いっぱい開催される予定。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 樹木の南側だけに被害が(運動公園)

  • 倒木は台風の影響と見られる(運動公園)

  • 紅葉前に枯れてしまった桜の葉

  • 葉が茶色に枯れた銀杏の木々

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所