2018年10月05日 配信

オーナーの大森容平さん

10/5(金)三山央町商店街に「焼肉ホルモン そらかぜ」
開店から約9カ月、8月からはランチ提供もスタート

 三山地区にある三山央町商店街の中に今年1月「焼肉ホルモン そらかぜ」(船橋市三山7-12-4、TEL 047-407-0349)がオープンし、8月からはランチ提供もはじめ、地域住民の間で話題の店のひとつとなっている。

 同店のオーナーは幼少の頃から船橋市で育ち、薬円台南小学校、三田中学校へ通っていたという大森容平さん(42)。大森さんの叔母は、かつて東京・豊洲で焼き肉店を経営していたという。大森さんが子どもの頃から、家族の間では、何かあれば叔母の店に皆で集まり、焼き肉を楽しんでいたと話す。

 大森さんは学生時代は焼肉店などでアルバイトをしていたが、飲食業ではない地元企業に就職。しかし叔母が豊洲の店を閉めたことから「いつか自分の店を」という思いが一層強くなり、自分で店を構えることを見据え、出店場所を探し始めたという。

 「最初は津田沼や八千代なども検討していました。ですが津田沼は若い人が多い街。大手チェーン店などの価格帯と勝負するのはちょっと違うな、と思ったんです。そしたらある日、知り合いから『三山もいいんじゃない?』と持ち掛けられて。あまりにも地元なので迷いましたが、原点に返るような気持ちになれるし、ここに決めました」と大森さん。

 場所はスーパー「ヤオコー」のはす向かいで、大型バスも通るけやき通りに面している。落ち着いた色目の木のテイストで統一された店内。テーブル席は6人掛けが2つ、4人掛けが1つ。奥には小上がりになった座敷席を3テーブル用意。カウンター席も6席用意し、ひとりでも焼肉を気軽に楽しめるようになっている。各テーブルには移動可能なロースターを設置。その上に直接肉を乗せて焼いたり、オイル付けになっているものなどはスキレットを乗せて、その上で焼いて食べるスタイルとなる。

 取り扱う肉は、なるべく国産のものを使用し、A4、A5ランクの黒毛和牛を中心としている。「特選カルビ」(1480円)や「ハラミ」(980円)などのほか、ホルモン系も扱い「シマショウ」(880円)は山椒をつけて味わうスタイルとなっている。「ホルモンは生で仕入れることにこだわっています」と大森さん。

 サイドメニューは「ネギ盛」(380円)や「チョレギサラダ」(480円)、「チャンジャ」(480円)、「カルビスープ」(680円)など多彩。タレをはじめ、キムチやスープなどは、大森さんの母・静江さんが韓国から仕入れた香辛料などを使い、「秘伝のレシピ」に基づてすべて手作りしているものだという。

 8月から始まったランチタイムは、ロースターを使用しないメニューを提供。「和牛ハンバーグ丼定食」や「和牛筋煮込み丼」(共に780円・税抜)などがあり、すべて小鉢、汁物、ドリンク(ウーロン、緑茶、アイスコーヒーのいずれか)付きとなる。

 大森さんは「地元の人に喜んでいただける店づくりを心掛けています。特に子どもたちが『楽しい!』と思ってもらえるような場所にできたら」とも話し、夏には店先で流しそうめんイベントなども開催した。店内は子ども連れでも気兼ねなく入れ、メニューには「お子様セット」(480円)やファミリーセットなども用意する。

 営業時間は、ランチ=月・火・木・金曜の11時~14時(13時LO)、ディナー=17時~23時(LO22時30分)。水曜定休。駐車場は店の裏に2台分あり。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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