コイン洗車場・セルフ洗車場で順番を待つ車も（10月2日、21:25）

10/2（火）夜中まで洗車待ち渋滞が市内で多発

台風24号の到来による塩害防止で

　台風24号接近により首都圏のJR在来線や新幹線の運休で備えた9月30日の2日後となる10月2日、塩を被った車を洗車するための洗車待ち渋滞が、夜中にも関わらず船橋市内各所で見られた。

　台風一過の青空となった10月1日、ベランダに白い砂のような塊を見た人は多かった。市内在住の40代女性は「朝起きてカーテンを開けると窓ガラスやベランダの手すり、竿にも白い砂のような塊があってなんだろうと思った」と話す。白い砂のようなものは気象庁関係者によると、「おそらく塩じゃないかと思います。台風により海の水が風で飛ばされて、蒸発したのではないかと思います」とのこと。「塩は放置したままにしていると腐食を招くので、すぐにではなくとも、早いうちに水で流した方がいいです」とも。

　車にも同様の付着があり10月2日は、夜中にも関わらず、市内ではその付着物を取り除くために洗車をしようとする車が列を成し、ガソリンスタンドの洗車機やコイン洗車場・セルフ洗車場など、各地で洗車待ち渋滞を引き起こしていた。

　同日夜9時頃、市内の洗車場を訪れた市内在住の40代男性は「塩分による車のサビや腐食を避けたかったので早めに洗車したかった。今日の夕方にも洗車場に行ったがあまりにも列がすごくて引き返した。夜になってもまだ列はあったが、ようやく愛車を洗えてスッキリした」と話していた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください