2018年09月08日 配信

海をバックにしたステージでフラの共演

9/8(土)船橋港親水公園など3会場でふなばしハワイアンフェスティバル
フラダンサーとウクレレ奏者900人の供宴

 海のある街船橋のベイエリアを広めようと2011年から行われている「ふなばしハワイアンフェスティバル2018」が9月8日、船橋港親水公園(船橋市浜町2-1-1)やららぽーとtokyo-bay(同)、ビビット南船橋(浜町2-2-5)など3会場で開催され約900人のフラ・タヒチアンダンサー、ウクレレ奏者が日ごろの練習成果を披露した。

 東日本大震災の年に始まった同企画。地震と津波で被災した東北地方を支援する目的と、海のある街船橋らしい形でのPRをするという二つの目的で企画された。

 ともに海のある街、「フラダンス」を通じて発展してきた過去のある「いわき市」と「船橋」。「愛の言葉を伝える意味を持っているフラダンスで復興の輪をつなごう」という趣旨で始まった。

 こうした趣旨に近隣で活動するフラチーム20チーム、約600人が応じた。さらに福島県いわき市のフラダンサー「リノラニあゆみ」さんが初年度から毎年参加している。小名浜港近くにあるフラ教室の生徒たちを連れて毎年ダンスを披露し、復興していく街の様子を報告している。同イベントの収益からいわきからの旅費や宿泊費などを「復興支援」として捻出する。

 近年はカレッジフラの上位入賞校が参加、ウクレレコンテストのチャンピオンが演奏を披露するなどイベントの幅も広げてきた。これに加え、地元船橋で活躍するアーティストが自慢の歌声や演奏を披露するなど地元色を強めた出演を誘致、近い日付で開催される別イベントとのコラボなども積極的に行っている。

 更に会場には、船橋市内や近隣の飲食店が模擬店出店するなどのほか、全国各地からハワイアン関係の移動販売で活躍するキッチンカー、アパレル、雑貨販売事業者などが出店しハワイの雰囲気を演出する。

 実行委員会メンバーは地元経営者や会社員、主婦らでつくるボランティア。毎年100人近いメンバーが自主的に集まってイベントの運営を行ってきた。今年も1万人を超える来場者が訪れ、今年の夏の余韻を楽しんだ。 

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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