2018年09月05日 配信

9/5(水)船橋市役所に巨大カボチャの展示
ビックカボチャコンテストの受賞カボチャが並ぶ

 船橋市では船橋市農水産祭の一環として「第30回ビックカボチャコンテスト」を9月3日に実施し、その受賞作品となるカボチャを市役所(船橋市湊町2-10-25)1階の階段まわりに今月7日13時まで展示している。

 同コンテストは「農業とのふれあいの大切さを市民のみなさんに伝えたい」と船橋市が(昭和63)年から実施しているもの。カボチャの品種は「アトランティック・ジャイアント」という品種のカボチャで、6月に市が市内小学校や市民に苗を無料配布し、その苗から育成したカボチャを同コンテストでは募集した。審査では、重さ、色、形などを考慮し、「船橋市長賞」「船橋市議会議長賞」などが贈られる。

 今年、最優秀賞となる「船橋市長賞」となったカボチャは、重量60.2kgの木村リツ子さん(神保町)のカボチャ。出品者は個人だけでなく、今年は高根小学校、八木が谷小学校、ロータス保育園など、学校や園としての参加もあった。しかし今年は開花時期に気温が高く乾燥していたため、着果率が悪く、出品数が例年よりも少なかったという。

 「アトランティック・ジャイアントという品種は、主にハロウィンなどのディスプレイやコンテスト用として使用される品種。実の重量は数百kgを達することが可能で、世界大会では800kgを超える作品も出ている」と園芸農産係。 

 今回のコンテスト受賞者は下記の通り(敬称略):
「船橋市長賞」木村リツ子(神保町) 重量60.2kg
「船橋市市議会長賞」飯塚みち子(山手) 重量54.1kg
「船橋市教育委員会教育長賞」高根小学校(高根町)重量21.0kg
「船橋市農業委員会会長賞」平林央康(神保町)重量41.7kg
「市川市農業協同組合長賞」吉橋精一(神保町)重量39.0kg
「ちば東葛農業協同組合長賞」飯塚裕子(山手)重量26.5kg
「JAいちかわ船橋地区青年部長賞」吉橋文男(神保町)重量14.3kg
「ちば東葛農業協同組合西船地区青壮年部長賞」高橋昭(西船)重量23.4kg
「船橋市農業青少年クラブ会長賞」川和照光(本中山)重量28.0kg
「船橋市農水祭実行委員長賞」平林康之(神保町)重量47.0kg
「努力賞」八木が谷小学校(八木が谷)重量16.2kg、安達賢一(上山町)重量16.2kg、ロータス保育園(藤原)重量16.2kg、湯浅次男(前原西)重量31.2kg、天野晃(前原西)重量35.2kg

 なお、農水産祭の一環としては、他にもイベントを予定している。10月13日には、市内在住の小学生と保護者を対象とした「親子農業体験バスツアー」を実施。市内三咲地区の花農家や梨農家などを巡り、見学や収穫体験ができるもの。参加希望者は9月14日(必着)までに、ハガキに住所、親子の氏名、年齢、電話番号を書いて、農水産課まで応募を。費用は1組1000円、定員は15組。時間は9時~13時で、集合・解散はJAいちかわ三咲支店(二和東6)。
 
取材:見上  校正:

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MyFuna編集部

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