8/26(日)楠が山町・浄明寺で「お寺の夏、音まつり」
境内にはキッチンカー、本堂ではライブなど
大穴地区と豊富地区の間にある楠が山町の浄明寺(船橋市楠が山町231、TEL 047-457-3223)で8月26日、今回で6回目となる「お寺の夏、音まつり」が開催され、子ども連れの家族をはじめ、多くの人が寺でダンスや音楽を楽しんだ。
同寺は元々は船橋市芝山に本尊を安置していたが、次第に手狭になったため、2005年に楠が山町の同所へと阿弥陀仏如来を遷仏した。同寺でこの祭りが始まったのは2012年。「お寺というのは、昔は子どもが学んだり遊んだりする場だった。そんなお寺で、忘れられない夏の思い出を作って欲しい」という思いから、老若男女が楽しめるフェスティバル形式で毎年8月の最終日曜日に開催を続けている。
同祭りは昼12時30分から始まり、16時までの開催。本堂では窓を全部開け、音楽ライブのほか、マジックショーなどを開催。境内にはキッチンカーや屋台が並び、昨年からは櫓も組まれ、生演奏での盆踊りも開催している。
ミラーボールが飾られた本堂のステージに出演したのは、篠笛奏者・片野聡さん、ピアノ&ボーカル・永山恵理さん、ベース・菊田茂伸さん、ドラム・MINMIN(ミンミン)さん、マジシャンテツさんに加え、バンド「BUMP OF CHISUI」、今年初参加のベリーダンス「シェケル」、千葉県市川市で今年6月に県内初のポールダンススタジオをオープンした「ALISH POLE DANCE」が会場を盛り上げた。
「お寺でポールダンスのショーなんて、日本初じゃないですか?!」とポールダンスを紹介した菊田さんはコメント。なお、ステージ出演者は同寺の副住職・青山智遂(ちすい)さんが取りまとめ、「BUMP OF CHISUI」は青山さんが同祭りの開催1回目に音楽未経験から結成&参加したバンドなのだとか。「今年のテーマは、ダンスと音楽。盆踊りから『サタデーナイトフィーバー』まで楽しんでもらえたら」と青山さん。
境内での屋台は青山さんの友人であり、八千代市桑橋で駄菓子店を営む「まぼろし堂」の成田英輝さんが知り合いなどを集めている。「まぼろし堂」は新しく作ったキッチンカーで出店、飴細工師・こみちゃんによる飴細工販売、移動販売の「GOOD LUCK PIZZA STAND」(八千代市)などが集まった。室内では腕輪念珠作りのワークショップも行われた。
会場には子ども連れの姿も多く、敷地の外には電動アシスト付き自転車が並び、駐車場は満車になるほど多くの人が集まり、音楽や祭りの雰囲気を楽しむ小さな子どもの姿も多く見られた。
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