8/24(金)本町のフィロコフィアで飲食店向け「コーヒーカクテル勉強会」
船橋珈琲タウン化計画から新しい価値の提案を
船橋市内を中心に全国に向けて珈琲文化を発信する「船橋珈琲タウン化計画」代表の梶真佐巳さんらが8月23日、自身の経営する店舗兼珈琲研究所の「フィロコフィア」(船橋市本町2-3-29、TEL047-460-9400)で「第1回珈琲カクテルストリート勉強会」を実施、駅周辺の飲食店経営者30人以上が参加した。
同勉強会は、「珈琲を生活の全てのシーンに広げよう」という取り組みを行っている船橋珈琲タウン化計画が主催。「この先、政府の推進する働き方改革で仕事の時間が短縮され帰路に着く時間が早まる事が想定される。その際に早い時間から飲食店でアルコールを摂取する機会が増えるだろう」と、アルコール入りのコーヒーカクテルを提案する。
講師を務めた梶さんによると、「カフェは、朝からランチ、カフェタイムまで。居酒屋やBARは、17時以降の夕方から夜の時間帯。カフェタイム~ディナータイムにかけての時間帯、飲食店が暇になるこの魔の時間帯、一般にはハッピーアワーと呼ばれる時間帯をプラスワンの売上UP機会ととらえる事でお客さんも飲食店も本当の意味でハッピーになる」と話す。
この日の勉強会には30人を超える駅周辺の飲食店経営者らが参加、それぞれが真剣なまなざしで勉強会の講師に耳を傾けた。酒販各社、酒メーカーなどがコーヒーを使ったカクテルの導入に力を入れており、カクテルの大会などでも課題にコーヒーが登場する機会が増えているという。梶さんは、メーカーなどから乞われて講師を務める事が多く、その知識と経験を活かして今回の勉強会を開催するに至った。
勉強会の会場では、スピリッツ、ジン、ウオッカ、ブランデーなど各種のアルコールを用意。世界中の産地から集めた豆とそれを濃く抽出した「エスプレッソ」の特徴を説明し、スポイトで摂取してそれぞれの酒との相性をテイスティングによって実感させた。その上で、参加者らがインスピレーションによってオリジナルのカクテルを開発する事を意図した。その後、コーヒーを使った代表的なカクテルのレシピを共有し勉強会を終えた。
今回の勉強会を終えて梶さんは、「皆さんが水出しコーヒーのボトルを購入していかれました。各店に帰って研究を続けられることと思います」と感想を話す。この日参加した飲食店経営者の男性は、「コーヒーを使ったカクテルでもう一杯お客様の需要を満たせるというのは売上の面から見てもブランディングから見ても魅力的。こうした勉強の機会を与えてくれたことに感謝している」と感想を話した。
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